« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »

2005年11月30日 (水)


たちいりハルコ先生

今日は、漫画家「パンクポンク」「ピコラピコラ」の著者である、たちいりハルコ氏とお会いいたしました。30年前の本でしたので、失礼ながら相当ご年配の方かと思いきや、これまた重ねて失礼ながら、凄く愛らしい女性でした。先生のデビュー当時は、漫画家さんは皆さんデビュー年齢がお若かったことが、私のびっくりの原因なのだということが、たちいり先生とお話しするうちに、気がつきました。ちなみに、たちいり先生のプロデビューのきっかけは、「綿の国星」の大島弓子先生の4コマギャグ漫画が終了になったタイミングで持ち込んだ「ピコラピコラ」だったそうですよ!。

投稿時刻: 午前 01:00
アニメ・コミック | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月29日 (火)


編集者の熱意

お陰さまで増刷となった「復刊ドットコム奮戦記」の重版本の著者献本が築地書館の稲葉氏から送られてきました。奥付の「第二刷」という文字を確認して、思わず感激して悦に入っておりました。しかし、その後、思わず襟を正すような気持ちになりました。編集担当の稲葉氏からの同封書簡には、「新年のご挨拶状でも、ぜひご本の紹介をお願いいたします」と書かれてあったのです。編集として自分が手がけた本への熱意としつこさに、「ここまで言うか!」と、衝撃さえ感じてしまいました。自分たちが、自社出版物に対して、ここまでの思い入れを持って販売しているか、と。「復刊ドットコム奮戦記」を刊行させて頂いて、私にとって、もっとも得がたい収穫であったことは、編集の稲葉氏に仕事に向き合う姿勢を学んだことでありました。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月28日 (月)


エンターブレイン社の隣

リンダキューブ・ハッピーチャイルドの復刊交渉に、エンターブレイン社を訪問いたしました。今年の3月まで太子堂にあった社屋は、よりグレードアップして千代田区三番町(市ヶ谷と九段下の間あたり、大妻女子大の脇)にありました。この日はファミ通文庫の編集局長、副編集長と、大物たちが交渉の窓口となって下さいました。本件に関しては積極的に復刊とりまとめに、ご協力頂けるようです。これまでなかなか復刊が実現しなかったエンターブレイン社ですが、これからは協力のスキームが出来上がりそうです。ちなみに、エンターブレイン社の隣には、かのスペアリブ料理で有名な(美味とボリュームで)「トニー・ローマ」があったので、「あー、羨ましい」と思いました。今回は実は、これが書きたかっただけだったりして。

投稿時刻: 午前 01:00
アニメ・コミック | | コメント (4) | トラックバック (0)

2005年11月27日 (日)


創刊号

ブッキングでは9月に韓国最大の女性誌である中央m&b社の「女性中央」誌の創刊準備号を実験的に発売いたしました。やや翳りが見えると言われる韓流ブームですが、この雑誌に限って言えば、飛ぶように売れました。特集記事の人気は何と言っても甘いマスクのクオン・サンウ、そして両班(ヤンバンと読みます、朝鮮王朝の貴族階級)出身のノーブルなリュウ・シ・オンが故郷の両親を訪ねるシーンでした。ヨン様、チェ・ジウなどの冬ソナ組だけでなく、韓流ドラマは、その魅力において、ジワジワとテリトリーを広げつつあります。そんな「女性中央」誌が、いよいよ12月7日に創刊いたします。そして表紙の女優は、私が最大一押しのドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で、ハン尚宮役を演じたヤン・ミギョンさまであります。オンワード樫山のご令嬢にして、女優の樫山文枝(ちょっと古いか)を彷彿とさせる、柔らかい雰囲気を湛えた素敵な方です。香港では、この方を空港にお迎えするために、1万人のファンが押し寄せたという伝説を持つグレートな女優であります。先ずは12月7日に書店店頭で「女性中央1月情報号」をお手に取ってみて下さい。ブッキングの宿願であった雑誌刊行の第一歩であります。

投稿時刻: 午前 01:00
雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月26日 (土)


酋長先輩

またしても閑話休題。高校時代の水泳部のS先輩の訃報が届きました。彫りの深い美貌(男性ですが)と、天然パーマの先輩は「インディアン」とか「酋長」とかの綽名で呼ばれていました。水泳部ではフリースタイル(いわゆるクロール)だったのですが、キックがバタ足ではなく、バタフライのドルフィンキックだったため、大会でも珍しがられて「何だ、あの変な泳ぎは?!」と注目を集めていました。とても心優しくて、開けっぴろげに明るい方で、誰もに好かれていました。卒業後、個人で建築事務所を開業されていましたが、このほど年若くして他界されてしまいました。今晩のお通夜は週末から酷くなってしまった腰痛が悪化して、結局、葬儀に参列できなかったのですが、本当に残念です。だんだん知己を失うことは、寂しさの極みです。酋長先輩に、合掌。。。

投稿時刻: 午前 01:00
その他 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月25日 (金)


リンダキューブ・ハッピーチャイルド

カナビスこと田中達之氏の味わい深いイラストに身をまとった小説「リンダキューブ・ハッピーチャイルド」はNEC-HEのゲームの物語小説です。近未来の地球、そして人類の行く末を、予言の書のように語られています。復刊ドットコムにも、ゲームを題材とした多くの小説がリクエストを寄せられています。そして読む度に、これらの作品群がしっかりとしたストーリーテリングの骨格を持ち、極めて映像的に筆を進められていることに驚きを禁じ得ません。優れたゲームは、優れた脚本やノベライズをも支えていることを教えて下さったのも、復刊会員の皆さまです。そのことに、くれぐれも感謝いたします。私が復刊会員の皆さまと出会わなければ、先ず手に取ってみようとしなかったジャンルの本だったでしょうから。

投稿時刻: 午前 01:00
ゲーム | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月24日 (木)


版権エージェント

海外著作物の出版契約を、国内外の出版社の間で仲介する仕事を、版権エージェントと呼びます。日本国内ではタトル・モリ、日本ユニ、イングリッシュが大手三社と言われています。ここでの交渉は、いきなり部数×定価×印税率の提示から始まります。そしてもう一つが書籍のライツ表示の連絡です。書籍には、たいていは扉の後ろないしは奥付あたりに、その書籍が何と言う原書名で、それは海外の何と言う出版社で、いつ刊行され、日本にはどこの版権エージェントから輸入されたかが明記されています。これがない書籍は、既に著作権フリーなステータスにあると考えて、ほぼ間違いがありません。復刊投票者の方々には、ここをご連絡頂きたいのです。さすれば復刊は、ぐぐっと実現に大きく近づくのであります。版権エージェントの方々は、概ね海外著作権印税(6~8%が相場)のうち、その僅か10%を収入としています。復刊ドットコムから復刊された多くの書籍も、ここを通過して来ました。僅かな収入で、この困難な事業を遂行するためには、いきなり条件交渉が必要なほど「時は金なり」なのでしょう。華やかな出版業界の海外コンテンツ供給を支え続けるのは、舞台裏の版権エージェントの知性高き女性たちなのです。

投稿時刻: 午前 01:00
海外文芸 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月23日 (水)


知財部

「知財部」という部署がある会社があります。知的財産部の略称です。メーカーでいえば、特許権、商標、実用新案、意匠登録などを管理します。そして出版業界においては出版権やキャラクター権などを管理するセクションです。復刊交渉において、対出版社交渉では、通常は営業や編集といった部門の方々と交渉します。しかしながら、アニメキャラクターなどを多く扱っている中堅以上の出版社では、この部署の方が窓口になって下さることがしばしばあります。われわれの交渉では徳間書店、エンターブレインなどにこういう部署があります。お忙しい中、復刊検討というイレギュラーな仕事の対応で申し訳ないなと思いつつ、こちらの部署の方々が精力的に問題解決して下さることで、復刊案件は一歩、また一歩解決してゆくのであります。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月22日 (火)


BOOK OF THE YEAR2006

ダ・ヴィンチ誌の「BOOK OF THE YEAR2006」にコメントを求められました。もちろん主に復刊についての内容でした。しかしながら最初はブッキングの取締役としての依頼かなと思いましたが、よくよく聞けば「復刊ドットコム奮戦記」著者としてお声をかけていただいたことに、ちょっとうれしいかなという気分になりました。世の中には確かに名刺の力が圧倒的に社会を支配するのですが、やはり個の力で評価されたいという気持ちも自分にはあります。そういう意味で、私は楽天ブックスの安藤店長に「自分のライバルはあなただと思っています」と不遜にも、ご本人に直に申し上げたことさえあります。作家の方々、漫画家の方々、イラストレーターの方々が光り輝いて、人を惹きつけてやまないのは、やはりご本人の努力と才能であるからこそですから。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年11月21日 (月)


ヤフーのトップ頁

スーパービックリマン」の復刊が、何とヤフーのトップ頁で紹介されました。これまでも数々のマスコミで取り上げて来られた復刊の動きですが、ここで紹介されたのは初めてのことです。今回は、ビックリマン20周年の復刻の動きの中で、ここでの「スーパービックリマン」復刊も、総元締めであるロッテから紹介して頂いたのです。この後の動きはやはり凄かったです、PV、ネット受注ともに津波が押し寄せてきたという感じでした。

投稿時刻: 午前 01:00
アニメ・コミック | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月20日 (日)


ムジカ・マキーナ

はー、法悦の読後です。これぞ、大人の文学。どうしてこの作品がファンタジーノベル大賞取らなかったんでしょう。息詰まる政治の駆け引き、見てはいけないのに見てしまう背徳の魅惑、おどろおどろしい禁断の犯罪、そして何よりも機能的に構築された究極の音楽。1870年のヨーロッパを舞台とする連作の著者デビュー作です。 「魔笛」という名の麻薬が引き起こす数々の怪事件。ベルンシュタイン公爵は事件を解明するべく現地に向かう。辿り着いた先はロンドンのクラブには、ムジカ・マキーナなる機械の音楽が大都市の夜を席捲していた!。素晴らしい想像力と描写力、日本の文壇は作者により大きな評価を、読者にはせっせせっせと購入を望みたい。ちなみに、あとがきにも著者がお書きになって下さっているように、この本は復刊ドットコムのリクエストから甦った傑作です。

投稿時刻: 午前 01:00
日本文芸 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月19日 (土)


天のろくろ

「天のろくろ」は「ゲド戦記」で有名なル・グインの執筆した、極めて大人向けな近未来SF小説です。「ナルニア国物語」のC・S・ルイスも大人向けのSF小説をたくさん書かれていますが、ル・グインは、情報通によれば、むしろこちらのテリトリーの方がお得意だそうです。さて、本書は、自らが見る夢が現実を変えてしまうことに気がついた主人公オアが、精神科医に相談いたしますが、彼の相談が真実であったことを知った医師は、それを自らの栄光や自己実現のために利用し始めます。天の摂理に棹差す医師の行動に抗するため、主人公と彼を愛する法律家の女性の戦いが始まります。ル・グインが荘子の教えに範を取った、人類救済の物語は、とてつもないスケールで、われわれ読者を引き込みます。

投稿時刻: 午前 01:00
海外文芸 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月18日 (金)


資金繰り

会社経営に携わっていて、最も頭が痛いのは資金繰りです。本当は本作りや、販売にだけ関わっていたいのですが、なかなかそうも行きません。損益という会社が儲かった、損したという指標も、もちろん重要ですが、一番大事なのはキャッシュフローです。売掛金、買掛金、支払手形、借入金などのバランスが、うまく月末に整わねばなりません。時には当店券、他店券という、どこの銀行口座に振り込んだかなどという手続きも、売掛金を現実に資金化できるか否かの重要なポイントとなります。会社にとって、資金は血液循環のような物ですから、これが不足すると組織は人事不省に陥ってしまいます。「不渡り手形」は会社にとって、死を意味するのです。損益という指標では、在庫が売れ残っても「財産」という形で、含み益にカウントされてしまいますから、あまり表面には損益には表れません。従って、利益は出ているはずなのに、手許資金は減ってしまっているということも、現実によくあることです。月末近くになると、私と経理担当の会社ともお君は、営業や編集メンバーに「えー、どうやって責任取るんじゃ。何とかせいよ」と、意地悪く詰め寄ることになります。最近は現存会計による企業会計の見直しが、監査界に傾向とし蔓延していますので、損益と資金繰りの乖離もなくなりつつあるのかもしれません。しかし資金繰りの重要さだけは、今も昔も変わらぬ経営の重要要素です。

投稿時刻: 午前 01:00
その他 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月17日 (木)


憧れの青林工藝舎

マイミクの方のお勤めの出版社、私がかねてから憧れいた青林工藝舎のオフィスに、お邪魔させて頂きました。あの花輪和一「刑務所の中」も、西岡兄妹の作品群も、近藤ようこ「水鏡綺譚」も、そして伝説のコミック雑誌ガロも、みんなみーんなここから飛び立って行ったのです。その場所は、かつてのフジテレビ跡地に建つ巨大ゴージャス公団住宅の麓にあります。格好いい!ビルの三階には、こじんまりした、いかにも仕事場といった風情の、ゆったりとした空間がありました。一部屋はデスクと椅子ですが、もう一部屋は畳敷きの落ち着いたスペースで、くつろげます。こういう空間で仕事すれば、心豊かな仕事になろうというものです。又、心にゆとりがある方々でなければ、こういう仕事場は作ることができないでしょう。畳の部屋には蛭子さんと平口広美氏の描かれた、教室の黒板ほどもあろうかという落書きチックな楽しい絵が置かれています。玄関には、しりあがり寿先生の掛け軸風の書画!が、さりげなく架けられています。お土産にアックス最新号を頂いて、ほわ~んとした幸せ気分、まことにありがとうございました。

投稿時刻: 午前 01:00
アニメ・コミック | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月16日 (水)


架空の王国

高野文緒「架空の王国」の読書は、久々の知的興奮でありました。「ダ・ヴィンチ・コード」の面白さ、そして佐藤亜紀「鏡の影」の重厚さを併せ持つ読み応えでありました。物語の出だし、そして重厚な展開に身を置くことは、とても贅沢な時間であります。蒼穹の伽藍に配置される書棚の中を、悠久の時の中に過ごしてみたいと思うのは本好きなら誰しもが思う願いでしょう。まだ読後の余韻が覚めやりません。

投稿時刻: 午前 01:00
日本文芸 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月15日 (火)


トーマの心臓

金銀砂岸」などが多くの投票を集めている、日本有数の女性漫画家である萩尾望都先生の作品を読むのは「百億の昼と千億の夜」に続いて、2冊目です。最初は、こういう美少年ストーリーの世界に入り込むのは辛かったです。しかしながら、これはやっぱり大した作品です。世界観、迫力、徹底度、どれも一級品です。極めて高い純度で濾過された水銀のような世界は、漫画にして、漫画と言えない境地でありましょう。

投稿時刻: 午前 01:00
アニメ・コミック | | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年11月14日 (月)


アクセスの増加

ホームページやブログのアクセス数を増加させるためには、何はともあれ、リンクが一番です。このブログも、一気にアクセスが増加した日は、やはり外部のメルマガやPVの大きなサイトがリンクやトラックバックを貼ってくれたときです。ここ数日、ミクシィの私の日記のPVが、ぐぐっと増えていましたが、これは「宮廷女官チャングムの誓い」ファンミーティングに参加した記事に関するPVでありました。自分であくせくするよりも、みんなの力を合わせれば、大きく飛躍できるという人生の真理に、ネットコミュニケーションの世界も共通しています。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月13日 (日)


ハイラム氏の冒険

自他共に認める?ポール・ギャリコ党です。復刊ドットコムからも「ハリスおばさん」シリーズ全4巻が新装復刊されましたが、それ以外でも「トマシーナ」「ジェニー」などの猫物、「七つの人形の恋物語」「雪のひとひら」「ほんものの魔法使い」など、どれも珠玉の一品で大好きです。そんなポール・ギャリコの佳品に「ハイラム氏の冒険」が復刊投票に挙がっています。この作品を、読める機会がありました。うーん、何と素晴らしい。この作品はポール・ギャリコの描く「ローマの休日」であり、「サウンド・オブ・ミュージック」であるのです。冴えない新聞記者の気高い大活躍が、気品薫るロイヤル・ロマンスに昇華する美しくも、ハラハラドキドキのギャリコ節でありました。

投稿時刻: 午前 01:00
児童書、絵本 | | コメント (1) | トラックバック (2)

2005年11月12日 (土)


原画と刷り出し

青池保子先生の仕事場で色校正のために、お伺いしていたときに思ったことです。どうして原画ってこんなに美しいのだろうか、そして現代の技術をもってしてもカラー印刷技術とは、とうてい原画には及ばないものであるということを実感として思いました。帆船の帆やカーテンに差す陰影、同じ青や碧でも蛍光の入った微妙な色彩、登場人物の肌の色など、よくよく見ると違うのです。原画には、印刷物にはないダイナミックなドラマが存在しています。そのギャップをどこまで埋めるかが、印刷会社と編集者の腕の揮い所なのであります。そんな素晴らしい青池保子先生の原画展が12月1日から1ヶ月間、池袋ジュンク堂地下1階のコミック売場で開催予定です。豪華画集「PLUS ULTRA」復刊を記念して、新たに追加された15枚の原画を展示予定です。又、何と12月4日の午後3時からは著者ご本人のサイン会も同店にて実施予定なのです。青池ファンの皆さま、このチャンスを決して見逃してはなりません。

原画展の開催:12月1日~12月31日

著者サイン会:12月4日(日)午後3時~

場所は、いずれも同店地下1階のコミック売り場です

ジュンク堂池袋店

171-0022 東京都南池袋2-15-5 【電話】03-5956-6111

投稿時刻: 午前 01:00
アニメ・コミック | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年11月11日 (金)


文芸書の復刊も

ここのところの復刊はコミックと児童書が中心のラインナップとなっております。どうしても、刊行ラインナップには、投票数が多いコミック、図書館需要で安定した供給が可能な児童書が中心に座ってしまいます。しかし、われわれは文芸書や専門書の復刊も忘れてはおりません。事実、文芸書や専門書の版権交渉は、あまた行っております。ところが、なかなか交渉が膠着して、成立しないのです。投票者の皆さんの嗜好は多岐に渡っています。何しろ10月29日現在で、26,578点ものリクエストが寄せられているわけですから。文藝、専門書投票者の方々、今はもどかしいことと思います。しかし種は蒔いています。その花開き始めた種が、ただ今予約中の森雅裕「モーツアルトは子守唄を歌わない」「ベートーヴェンは憂鬱症」です。そして来春には高野史緒「架空の王国」が開花する予定です。ほころび始めた蕾たち、数多くはないかもしれませんが、必ず花咲かせてみせますので、文藝党の方々、諦めないで復刊ドットコムを支え続けていて下さいね。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (4) | トラックバック (3)

2005年11月10日 (木)


海時間のマリン

小説キャンディ・キャンディ」の名木田恵子先生の「海時間のマリン」が復刊確定いたしました。この作品は人魚の母と、人間の父の許されない恋によって生まれた少女が、呪われた宿命から逃れるために、同じような境遇に陥った仲間たちと、自らの救済のために旅する冒険小説です。ひたむきで、健気で、それでいて単に純情だけではなくなってくる成長期の心の葛藤を、切なく描くジュブナイル・ファンタジーです。早川司寿乃さんの幻想的なイラストと、併せてお楽しみ下さい。

投稿時刻: 午前 01:00
児童書、絵本 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月 9日 (水)


水族譚

予約が開始された「水族譚」は天澤退二郎先生が、70年代後半に誌上発表された作品を中心とした初期童話集です。天澤作品には珍しく、 動物をモチーフとした作品集で、著者が高校2年生のときに書いた作品も二編収録されています。これで、ブッキングから天澤作品の復刊は8冊目。だいたいこれで天澤ファンの皆さまのリクエストは、全て叶えることができたのではないかと思います。 あとはいよいよ、天澤先生が公約して下さった「オレンジ党」シリーズの続編を残すのみです。

投稿時刻: 午前 01:00
児童書、絵本 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月 8日 (火)


赤々丸と馬場で会おう!

SFシュール・猫猫コミック「赤々丸」が復刊した内田美奈子先生の原画展が、高田馬場の「まんがの森」本店で今週12日の金曜日まで実施中です。約20枚ほどの原画たちが、お店の入り口そばの壁面に、慎ましやかに光彩を放っていました。主人公の碧に燃える瞳、アーミールックのズボンの微妙な陰影。やはり原画でなければ味わえない醍醐味が、目の前の至近距離で確認することができます。著者サイン本の販売も限定売り切りで実施中ですので、ご来場の方は、品切れ手しまう前に、お求め下さい。

投稿時刻: 午前 01:00
アニメ・コミック | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月 7日 (月)


出版甲子園

一部マスコミでも紹介されておりましたが、天才工場やその関連NPOである「企画のたまごやさん」が支援する「出版甲子園」というイベントが開催されていました。これは大学生たちが自ら主催して、学生たちが自ら立てた出版企画を集め、出版社の編集者たちの審査を経て、優秀な企画を選定するという物です。全部で3000以上の企画が集まったそうです。10月23日の最終審査では、ブッキングの染谷編集長も審査員を務めました。当日は、上位入賞5作品が入賞とされ、その中で栄えある1位に輝いた企画は「これでいいのだ!、スタートラインの国語」という、薄さを強調した国語の参考書企画だったそうです。出席した染谷氏の感想によれば、なかなか運営もしっかりしていたし、プレゼンや企画内容も面白くて、全く退屈しなかったとのこと。学生による、学生のための、学生たちのビジネスは、成功に向けて、第一歩を踏み出しました。

投稿時刻: 午前 01:00
その他 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月 6日 (日)


復刊書籍の店頭での販売

復刊ドットコムはインターネットでの通販が基本です。しかしながら、最近では日本全国の様々な販売が店頭で行われています。「レゴの本」は、復刊当初から全国のレゴショップで販売が行われていますが、このたび再販売の取り組みが決まったそうです。で、又、ビレッジヴァンガードイオン成田店では、復刊ドットコム売場が設置されることになったそうです。この売場では「復刊ドットコム奮戦記」の登場書籍を全点在庫にというコンセプトで構成されるそうです。戸川純さんの写真集である「戸川純 JUN TOGAWA AS ONLY A LUMP OF MEAT」は、タワーレコード全店や、中野ブロードウェイ「タコシェ」でも販売が行われます。元々が戸川氏は歌手でもあるわけですから、ごくごく当たり前のことですが。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2005年11月 5日 (土)


周年行事

閑話休題。今日は同じ荒川区の学校である第一日暮里小学校の創立120周年記念式典に、息子の中学のPTA会長として参列いたしました。これは大変であります。区長に都議に地元の衆議院議員まで呼んでの式典とパーティーです。アトラクションも多く、児童たちも随分と練習を積んだようで、北朝鮮もかなわない一糸乱れぬパフォーマンスでした。教職員もPTAも子供たちも、大変お疲れ様でありました。行く前は正直「休日にかったるいな」なんても思いましたが、参加してみて、その荘厳さに頭が下がる思いでありました。ちなみに、ここの小学校は、かの有名な高村光太郎氏の母校だそうです。

投稿時刻: 午前 01:00
その他 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月 4日 (金)


重版決定

連日この話題で恐縮ですが、ラジオ放送の決定、それから来春の某テレビ番組で特番予定もありということで「復刊ドットコム奮戦記」の重版が決定いたしました。ここのところ書店さんから「注文したのに品切れで入荷しないよ!」と言われていたので、内心『僕に言われてもなー』と思いつつ、「すいませんねー」などと謝ったりしておりました。ともあれ、初版部数がなくなってしまうほど、多くの方々に拙著を手に取ってもらい、ありがたいことです。そして、刊行後も営業やPRに力を尽くして下さる、築地書館のI氏には、本当に頭が下がります。うちの社員に爪の垢を煎じて飲ませたいくらいです。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年11月 3日 (木)


オンデマンド技術の進展

オンデマンド印刷の技術もここまで進歩したかーと思いました。オンデマンド出版のパートナーであるOPSの林社長と西村部長が来訪されて、二つのサンプルを見せて下さったときのことです。一つは、ハードカバーそれも丸背製本の一冊です。全く見事な仕上がりは、オフセット印刷本に遜色ない出来栄えです。もう一つは、カラー印刷の四六版の自費出版サンプルでした。これがまた大幅にコストダウンしています。解像度、製本などの点で、オンデマンド出版は、まだまだオフセット印刷に太刀打ちできないレベルにはありますが、その差は次第に縮じまりつつあるというのが実感です。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年11月 2日 (水)


吉田照美の「やる気MANMAN」

文化放送「吉田照美のやる気MANMAN」の「午後2時の興味津々」というコーナーに、「復刊ドットコム奮戦記」の著者として、出演させて頂きました。11月1日(火)の14時25分から20分ほど、いつもラジオで声を聴いている、パーソナリティの吉田照美さんと、小俣雅子さんのインタビューを受けました。当日は、柄にもなく緊張して文化放送のスタジオに入りましたが、始まってみれば、両パーソナリティのリードで、あっという間の20分でした。途中、台本から話しが脱線して、話しが噛み合わないような気がした部分もあったようにも思えましたが、とにかく夢心地でフワフワしていて殆ど夢見心地でした。しかし、ラジオ番組って、本当に台本通りに進むのですね。もし、よろしければ、皆さんも吉田、小俣両氏の絶版本に復刊投票差し上げてみて下さい。きっと許諾も下りるでしょうから(笑)。ちなみに、このラジオ放送の決定などで「復刊ドットコム奮戦記」の重版が決定いたしました。ここのところ書店さんから「注文したのに品切れで入荷しないよ!」と言われていましたので、内心『僕に言われてもなー』と思いつつ、「すいませんねー」などと謝ったりしておりましたので、ほっといたしました。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年11月 1日 (火)


イモヅル式

ブッキングでは初のスズキコージの新刊絵本「イモヅル式」です!。 1995年に雑誌『おおきなポケット』(福音館発行)で一年間連載された作品でしたが、単行本にはならず、入手不能な状況となっていました。コージさん、いつもながらの、まか不思議で、踊るが如く愉快な物語、全十二編を収録したオムニバス絵本です。 表紙以外にも、描きおろしのイラスト・カットを多数収録しており、読み応え、見応えが十分 の大作76ページですから、普通の絵本の2冊分です。描きおろしのイラストは、私も原画を拝見しました。そこには燃えるような鮮烈な朱が、その中に蠢く生命体の躍動が、爆発するように描き込まれておりました。そちらさんも、そこのあなたも、イモヅル式にハートに火をつけて下さい。

投稿時刻: 午前 01:00
児童書、絵本 | | コメント (0) | トラックバック (0)