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2005年11月20日 (日)


ムジカ・マキーナ

はー、法悦の読後です。これぞ、大人の文学。どうしてこの作品がファンタジーノベル大賞取らなかったんでしょう。息詰まる政治の駆け引き、見てはいけないのに見てしまう背徳の魅惑、おどろおどろしい禁断の犯罪、そして何よりも機能的に構築された究極の音楽。1870年のヨーロッパを舞台とする連作の著者デビュー作です。 「魔笛」という名の麻薬が引き起こす数々の怪事件。ベルンシュタイン公爵は事件を解明するべく現地に向かう。辿り着いた先はロンドンのクラブには、ムジカ・マキーナなる機械の音楽が大都市の夜を席捲していた!。素晴らしい想像力と描写力、日本の文壇は作者により大きな評価を、読者にはせっせせっせと購入を望みたい。ちなみに、あとがきにも著者がお書きになって下さっているように、この本は復刊ドットコムのリクエストから甦った傑作です。

投稿時刻: 午前 01:00
日本文芸 |

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