もんもん谷通信2006.04.03.
春です!。お題はもちろん、桜咲くです。いつも「もんもん谷通信」と題して、送って下さる、「くにたち物語」おおの藻梨以先生からのお便りです。先生のご許可を頂いて、若干差し障りのある部分はほーんの少し手を入れさせて頂いた上で、転載させて頂きます。2ちゃんばりの絵文字入りで、さらに長文注意!。
◆◆いよいよ4月に突入。もう1年の四分の一が過ぎたのですねェ~。WBCフィーバーもおさまり、世はお花見モードだ。花見と言えば…町屋にいた幼い頃は、母に《飛鳥山公園》や《上野・不忍池》に連れて行ってもらいました。
◆◆『もしかしたら【桜の国立駅舎】は今年が見納めかも…?いや多分…きっと…。』と、マジに今年は花見をしようと思っていた。回りの友人にも声をかけていた。…がッ!!予定を大幅に遅れ…仕事終わらず。『桜咲いても上がらぬ原稿。今年の花見は…諦めました。ごめん。』声をかけてた友人に《ごめール》送信。
◆◆それでも【桜の国立駅舎】の記録だけは残しとこうと一昨日、自分のデジカメ、妹にデジビデオ、父にアナログ望遠カメラを借り、撮影ツアー?に出掛けた。
◆大学通り歩道橋からの撮影が《赤い三角屋根》絶好のアングルだが、お気軽なコンパクトカメラでは絶対撮れない遠さだ。パソコンを持たない私はビデオ映像を静止画(いざって時の資料写真)にできるかどうかは分からない。…が、とにかく私のデジカメよりは《ズーム倍率》が高いので、念のために撮っておく事にした。
◆父の望遠カメラは十数年前に一度借りた事がある。重たい本体を左手で持ち、望遠レンズを右手で回して焦点を合わし、シャッターを押す。私にはかなり困難な作業だった。そんな訳でピンボケ写真を多数枚作ってしまった経験がある。望遠カメラのピンボケ写真はコンパクトカメラのソレよりタチが悪い。それで懲りた。以来触ってない。…が今回は【桜の国立駅舎】。《撮り損なったら二度とチャンスは無い》という、場合が場合だから…『下手な鉄砲も数打ちゃ…』方式、《無駄打ちは覚悟》で借りる事にした。…がお父ちゃん…いつの間にか【オートフォーカス】なんかに機種変していた。さすがにデジタルではないが…。
◆しかし【オートフォーカス】ってだけで、まっことッ!!扱い易いッ!!しかも以前のカメラより格段に軽くなっていた。【カシャ―ッ!!】アナログのシャッター音はいいね。望遠カメラを首から下げてると、なんか《それらしい恰好》になるし、その気になってくるのが自分でもおかしかった。更に感動的だったのは…コンパクトカメラは肉眼で見た像と、ファインダーを覗いた像とでは被写体の大きさに差がある(カメラを通すとかなり小さくなる)ものだが、望遠カメラはその差をほとんど感じない。
【マイナス点】
◆しかし…その分、広範囲を撮りたいのに距離をとれない時は困る。ま…そんな時はデジカメで撮ればいいんだけど。
◆望遠レンズのついた図体はデカイ、ジャマ。
◆アナログはちゃんと撮れてるかどうかがプリントするまで分からない…っつー緊張感は…ン~だな。仕方ないけど。
◆◆現在、国立駅は公衆トイレがあった所がグレーのシートで覆われている。沢山写真を撮ったけど、そのグレーシートが国立駅舎を蝕む癌細胞のようで目を背けたくなる。できるだけ画面に入らないように撮ったけど…なんだか…『やっぱりなくなるんだろうなァ…』とどんどん実感させられる。
◆こうなると…背後霊のようなでっかいマンションを背負っていようがなんだろうが…三角屋根は残して欲しい…と切実に願う。桜並木だけでなく、駅舎にカメラを向ける通行人は沢山いた。私のように【国立駅舎~最後の桜吹雪艶姿】を残そうという人達なのだと思う。
◆ファインダーを覗く私の後を通るおばちゃん達は
「これ…無くなっちゃうんですってねェ」
「これ?どれ?」
「国立駅よ。この三角屋根が壊されちゃうんですってよ。」
「あら~残念ね~素敵なのにね~」
ちょっと感傷的になって涙ぐむ。まっこと残念だ。
◆◆昨日も国立・西友に用があって3時頃にチラと行った。大学通りは宴たけなわ。飲食店が出店を出し、沢山の花見客でごった返していた。例の歩道橋は昨日以上に(異様なほど)人が乗っているので、一瞬悪い想像(橋が落ちる大惨事)をしてしまった。昨日の人数でも橋はかなり揺れて、恐かった。そういえば…1ヵ月ほど前、橋にシートがかかっていた。塗装直しか補強工事をしてるのかな?…と思ってたけど…やはり花見のためなのかな?
◆駅前ロータリー近くで知った顔を見かけた。市議会傍聴で顔を覚えた《共産党》が駅舎保存の署名演説していた。勿論「ご苦労様です。頑張って下さい。」と一声かけて、署名した。ごった返すほど花見客がいるのに、署名に立ち止まる人は少ない。空しい思いに胸がつまる。
【国立の桜】
◆◆ちょっと…横道。
多分…国立駅舎は無くなるんだろうと思う。でも…来年以降も…桜が咲けば花見客は集うだろう。でも…国立の桜も老齢だ。異常気象の暴風雨に枝を折られ弱っている桜も多い。人に踏み固められた土は、浅い所にある根にかなりのダメージを与えるそうだ。治療のため、やむなく大半の枝を切り落とされた哀れな姿の桜もある。市報で《桜守ボランティア》を募ってケアしているが、自然相手の作業は目に見える効果は望めないらしい。
◆私にとって桜は…つぼみが膨らみ赤みがさす頃から五分咲きくらいまでが『春だ~ッ!!』と心踊る。わくわくする。大木の脇腹からチョロチョロと2~3輪咲いてる花は、思わず顔が緩んでしまう可愛いさだ。でもそれは以前からよく見かけた。今年初めて気が付いたのだけど、さくら通り(仕事場近く)の日当たりのいい桜の樹。地面を這う根っこからも緑の茎が出て、その先に花を付けている。健気さに涙が出そうになる。そして…花見で賑わう満開の頃には「あとは散るだけ…」と寂しくなる。はらはらはらはら散る花びら。あの潔さは悲しい。桜吹雪は涙のイメージ。桜の樹を見て、これだけ心が動くのは《日本人だから》なのか《歳をとったから》なのか?まあ…あと3~4日もすれば《祭のあと》。すっかり花を落とした桜に今度は若葉が繁る。日差しに透ける新緑はまた美しく清しい。元気をくれる風景になる。そして…どんどん暖かい季節に変わっていく。(あ…話がそれちった…)
◆◆齢を重ねる事は…あちこち不具合も出てガタがくる事ではあるが、一方で歴史を刻み、味が出る事でもある。国立駅舎を《老朽化した駅舎》と見るか《歴史的建造物》と見るか…は人それぞれだ。…が、これだけは、ハッキリ言える。あの《赤い三角屋根》は紛う事無き【国立のシンボル】、【国立のブランド】、国立を国立たらしめる【大いなる付加価値】だ。国立駅が中央線沿線の他駅と変わらぬ無機質な駅ビルになってから【失った物の大きさ】に気付いても《後の祭り》だ。私にとって…《赤い三角屋根》無き後の国立駅周辺の魅力は半減どころじゃない。そうなったら、買い物はほとんど隣の立川に行く事になるだろうと思う。◆◆今年は開花宣言も早く、途中《寒の戻り》があったり、今日もこの天気だし…で、花の寿命は長くなったようですが、なんとなくパッとしないシーズンだったな…と思います。野猿さんは、桜満喫しました?
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※おまけ
【ミニ花見】20060403
◆◆私の仕事場は、大学通りに交差する静かな《さくら通り》(百枝邸がある)に面しています。名前の通り、大学通りに負けず劣らず見事な桜のアーチが続きます。普通の街路樹のように植えられているので、大学通りのように桜の下で花見の宴をやる環境ではありません。…なのでここ《さくら通り》では、花見客は花を見ながら歩道をてれこてれこ歩きます。{=゜Д゜!}oO(あッ!?) 中央線《国立駅》←→南武線《矢川駅》間は桜が途切れてないッ!!……と今気付いた。普段は人通り、車通りの少ない道路ですが、この季節の休日だけは人も車も増え、大学通りとの交差点近くは大渋滞になります。
◆◆私の仕事場はマンションの3階なので玄関(残念ながら桜はベランダ側ではない)を出ると目の前、花びらを触れるほどの所に桜があります。昨日(4/3)はすっごくいい天気なので、お昼頃…4階に行く階段の踊り場で(不謹慎ながら)ちょいと花見酒をやりました。でも…
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ぶぷぷぷッ…風がピープー…きっつッ!!日陰なのでさっぶッ!!さぶさぶさぶ。チッキンスキン、チッキンスキン。缶ビール1と缶チューハイ2でギバップでした。でも…真っ昼間の酒って後ろめたさのせいか…酔いが早い。見納めに桜を見ながら階段を上り最上階まで行くと絶景。しかしッ!!上に行くほど風が強い。強風と恐怖と酔い酔いで足元ガクガク。ヘレヘレ。ヤバヤバで帰りはエレベーター。今年の【花見の宴】30分で終了。あれだけの強風に耐え、桜はまだ7分ほど残っています。けなげ。この季節は北側の暗い玄関前がポワーと明るくなって嬉しいナ。ではでは。
投稿時刻: 午前 01:00
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