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2006年9月30日 (土)


しょこたん

今や人気爆発のアイドルというよりサブカル天使のユニークキャラ中川翔子~通称「しょこたん」のお父様である中川勝彦氏が人気歌手であったことは、2006年度の日テレ24時間テレビで誰もが知るところとなっています。主に1980年代に活躍した中川勝彦氏は、歌手や俳優として活躍しただけでなく、漫画や怪獣が大好きでした。その趣味的傾向が、マニアックなホビー嗜好や知識が豊かで、新ブログの女王とまで呼ばれる娘、中川翔子の今を育てたと言われます。そんな中川勝彦氏が2冊の著書を残していることを、ファンの皆さんは見逃しません。絵本「アンノウン・メモリー ~未知の記憶~」、そして当時の中川勝彦氏の素敵なショットが楽しめる写真集「夢も読めちゃう」が後世に残されました。今年の24時間テレビでは「アンノウン・メモリー ~未知の記憶~」を胸に抱き締めた中川翔子氏が、亡き父の思い出に目を腫らす光景に、思わず涙を誘われました。

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2006年9月29日 (金)


モーツァルト生誕250年

プレジデント誌10/16号の特集記事は「就職力・年収力・昇進力」大学・学部別全データという、まことに世俗的なテーマでありました。うむうむ、わが母校は何位くらいかな?などという興味で読んでみます。そんな中に一服の清涼剤「モーツァルト生誕250年」を記念してか、モーツァルト本3冊の書評紹介がありました。そんな中に森雅裕「モーツァルトは子守唄を歌わない」が取り上げられています。その他の本がれんが書房新社「モーツァルトの世界」、音楽之友社「サリエリ-モーツァルトに消された宮廷楽長」というノンフィクション物だっただけに、「モーツァルトは子守唄を歌わない」は異彩を放っておりました。書評子曰く「後世の人びとがモーツァルトのミステリアスなイメージをふくらませてゆく、その想像力の広がりに身をゆだねる楽しさも味あわせてくれる」

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2006年9月28日 (木)


初の第一位

ここ数日、ブッキングから出た本が二回も売上ランキングでトップに立ちました。復刊書籍のようなジミ系仕事では、まずこんなことはないのですが、やっぱりその二冊は新刊でありました。一つは映画UDON連動本である「特別版恐るべきさぬきうどん」、こちらは高松は宮脇書店本店で書籍売上で堂々の第一位。ご当地本とはいえ、全てのジャンルの中でのトップでした。そしてもう一冊は「女性中央10月情報号」が、yahooブックスのカテゴリ別・エンタメのランキング1位となったのです。前回発売の7月情報号も品切続出の完売御礼でご迷惑をおかけいたしましたが、その勢いはまだ持続しているようです。

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2006年9月27日 (水)


加藤茶さんの真摯

子供は下ネタが大好き。ウンチ、おしっこ、おちんちん、そんなことばが出るたびに、ゲラゲラ笑って、連発してみたりします。お子さんを持った経験、特に男の子がいる家庭の親は、なるほどと思われることでしょう。そんな子供たちですが、いざ自分がということになると、特に小学校の校舎で大きい方の自然の欲求を満たすことが恥ずかしいことは、今も昔も同じなようです。友だちの目をはばかりながら個室を出入りした後で、うっかり誰かにに見つかってしまったら「やーい」とはやし立てられるなんてシーンは日常ちゃめしごとでした。そんな子供たちの葛藤を、ウンチッチ体操という発散法による解決の試みを「今日も元気にウンチッチたいそう」という絵本で表現してみました。今回は何とあのドリフ加藤茶の歌がCD付録としてカップリングしての発売!。日本クラウンの赤坂スタジオで行われたレコーディングに現れたナマ加藤茶!。3時間にも及ぶトライアルは真剣そのものでした。加藤氏自らの解釈を加えて、様々な表現にチャレンジして下さいました。さすがはプロ!、見ていてその真摯さに感動いたしました。完成予定のCDには振り付けイラストも付いていますので、皆さん身をもってウンチッチ体操をご実践下さい。

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2006年9月26日 (火)


図書館での販売実績

ブッキングの刊行書籍における図書館流通の実態が明らかになってきました。売上高のうち図書館ルートは約22%を占めています。そのうち69%が公共図書館、21%が学校図書館でした。ブッキングの復刊書籍はほぼ毎月5点のペースで刊行されていますが、うち2点がコミック、2点が児童書、1点が文芸書又は実用書という予定が配分されています。ネットで復刊投票が集まってできた書籍ですから、ネットでの販売が最も重視されていますが、図書館の大きな市場は、われわれにとって編集上でも、販売上でも無視できない大きなステージです。

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2006年9月25日 (月)


すぎやまこういち先生の多彩な趣味

すぎやまこういちの体験作曲法」の復刊交渉で、作曲家、すぎやまこういち氏のご自宅にお邪魔いたしました。すぎやま氏といえば島谷ひとみのリバイバルで大ヒットした「亜麻色の髪の乙女」、あのGSタイガーズの「花の首飾り」、そして投票者の皆さんがすぎやま氏のファンとなる最も大きなきっかけとなった超人気ゲーム「ドラゴンクエスト」のテーマ音楽の作曲家です。昨今では、ドラクエのオーケストラ公演会は、発売開始3時間で完売する、入手困難チケットとなってしまいました。今回の復刊打診では、氏にご快諾を頂いたことはもちろん、かつ下記二つのインセンティブをお約束頂きました。その1「ドラゴンクエスト」の手書き譜面を収録!、その2ネット予約の方抽選30名に著者サイン本!、という嬉しい企画が決定いたしました。そしてこのたび訪問して判ったことは、氏が日本有数のアナログカメラとゲームの蒐集家であることです。何と氏は日本バックギャモン協会の名誉会長でもあるのです!

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2006年9月24日 (日)


たむら先生のサイン

タック、そらをゆく」では復刊ドットコムで予約をして下さった方30名に抽選でサイン本を差し上げることになっています。今日、できたてのホヤホヤのサイン本が届きました。表紙を開けた見開き部分のページ、そこには雲海の絵を利用して、フープ博士の顔が一筆書きのようなタッチで、サラサラと描かれています。そして博士の鬚の部分を、うまく下地の絵の雲を利用して組み合わされています。何という素敵なたむら先生のアイデアでしょう。そのあまりの見事さに、思わず見とれてしまいました。

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2006年9月23日 (土)


あけるな

谷川俊太郎+安野光雅という、今の日本の絵本界で考えられる最高のコラボです。「あけるな」は、とてもシンプルで、それでいて謎めいていて、世の中の含蓄に富んでいる素晴らしい絵本です。このほど両先生の復刊へのご許諾を得て、遂に久方振りの復刊です。安野先生とは今回初の接触でしたが、会社のお名前も「空想工房」と素敵なんです。契約書を作成した際、へぇー流石!と思いました。以下、『ウィキペディア(Wikipedia)によれば、安野 光雅氏(1926年3月20日生)は、日本の画家装丁家絵本作家島根県鹿足郡津和野町出身。現在は東京都小金井市在住。子供の頃より、画家への夢を抱いてきた安野光雅は、美術のみならず、科学数学文学などにも造詣が深く、豊かな知識と想像力を駆使して独創性あふれる作品を発表してきました。原色や派手な色をほとんど使わない淡い色調の水彩画で、細部まで書き込まれながらも落ち着いた雰囲気の絵を描かれます。 主な著書に『ふしぎなえ』、『繪本平家物語』、『天動説の絵本』、『空想の絵本』、『ABCの本』、『旅の絵本』、『算私語録』、『空想工房』、『空想書房』、『わが友 石頭計算機』(『石頭コンピュータ』としてリメイクされている)など。 森鴎外の翻訳『即興詩人』(アンデルセン原作)の熱心なファンとしても知られ、舞台となったイタリアの紀行文『繪本即興詩人』を発表していらっしゃいます。

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2006年9月22日 (金)


まんげつのはなし

11月からブッキングが贈る「住井すゑとの絵本集」シリーズの第一弾です。同和差別問題を描いた「橋のない川」で巨星となった女流作家、住井すゑによる文、「じごくのそうべえ」などの代表作を持つ絵本の神さま田島征彦による絵で構成されてます。「まんげつのはなし」は無敵の弓矢という武器をめぐる、ちょっと大人の世界なおはなしです。もちろん4色カラーの絵本なのですが、絵本に描かれた壮大な合戦風景は、水墨で描かれた山水画のごとき歴史の悠久感を醸成します。このシリーズはこの後も、ラヨス・コンドル絵(ハンガリー)「ピーマン大王」、滝平二郎絵「たなばたさま」、佐野洋子絵「かっぱのサルマタ」、ハタオ絵「空になったかがみ」と実力派の名作が続きます!。

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2006年9月21日 (木)


あこがれ

「star with eyes」は、女性の瞳の中に星があるキラキラ状態を指します。そんな「star with eyes」を世界で初めて体現した高橋真琴先生の絶版プレミアム本「あこがれ」が11月に復刊いたします。ある意味で新加入の編集Y女史の初仕事と言えます。美しく、愛らしく、清く、華麗で、幻想的で、精緻で、儚く、輝き、童心に溢れ、甘美で、夢のような世界!。そんなワンダフルがいっぱいに詰まった素晴らしい書籍に、是非触れ合って下さい。これまでオークションで2万円で購入せざるを得なかった本書が、ようやくお求めやすい価格で手に入れることができます。重版はいたしません、限定版で発売いたしますので、お見逃しなく。

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2006年9月20日 (水)


復刊ドットコムのアンテナ

当社編集部員B氏のブログ「知らんぷり週報」ですが、復刊系諸ブログが運営されているココログから離れ、はてなに移動することになりました。自身のブログの執筆時のレスポンスに、ちょっと不満を抱いた模様です(最近リニューアルでずいぶん改善されましたが)。まぁでもここもイケてて、面白いから、それもいいかということで、復刊ドットコムのアンテナも作ってしまおうということになりました。復刊ドットコムブログは元より、復刊になじみの深い著者の先生方のHPなどがドバっと紹介されていますので、皆さま、あちこちのサイトをぜひ散策下さい。

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2006年9月19日 (火)


ブライヅヘッドふたたび

ブライヅヘッドふたたび」の素直な読後感想は「何と凄いボリュームの作品!」です。そして正直わたしには完全にこの本を理解できたとは言い難い、奥深い作品です。そんな私でも、この作品が何だか凄いことは判ります。イギリス貴族が崩壊してゆく過程は「滅びの美学」であり、残光に満たされた夕景であります。戦争、宗教、背徳、儀式など近世から現代への転換の中で、バラバラになってゆくものに、愛惜の情が全文に満ち満ちています。翻訳は故吉田茂首相のご子息にして、粋人として知られた英文学研究者の故吉田健一氏であります。その格調高き、英文学の香りをお楽しみ下さい。

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2006年9月18日 (月)


秋冬カタログの完成

例年、ブッキングでは春には「児童書春夏カタログ」を、秋には「児童書秋冬カタログ」を作成しています。正式には「2006秋~冬のおすすめ絵本・児童書」と銘打っています。最初は観音開きで4頁でしたが、刊行点数が増加したため、折込6頁となりました。数えてみれば、(在庫僅少の商品を除いて)現在では70点の単行本+3種全41点のシリーズの大半の表紙画像が掲載されており、なかなか壮観です。これらの中では全集でもないのに、大海赫氏9点、スズキコージ氏12点(共作を含む)、天沢退二郎氏8点のコーナーは大繁盛です。カタログに点数が揃ってくるのは、書店開店時に書棚に本が詰まってゆくのを見るような満足感に満たされます。

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2006年9月17日 (日)


事業ドメインの確認

今年の10月1日で、いよいよブッキングも開設満7年を迎えます。よくここまで持ったなあと思う反面、まだまだだなあという気持ちもあります。こんなタイミングで親会社のT会長から「七年間の事業の総括をしなさい」という指示を頂きました。これまでずいぶん色々なことチャレンジしてきました。オンデマンドから始まって、占い本、大活字本など試行錯誤を繰り返しています。成功したトライアルもあれば、失敗に終わって既に撤収した事業もあります。管理職メンバーで議論すること2時間半。当たり前のようですが、議論の結論は「ブッキングの事業におけるコアコンピタンスは『復刊ドットコム』にある」ということです。今後、新刊の刊行事業、広告事業、映画のプロモーション、マーケットリサーチ事業など、様々な分野にチャレンジするかもしれませんが、その大半が復刊ドットコムという貴重なコンテンツコミュニティを、フィルターとしてのマーケティング装置として、世の中のお役に立てたいというのが、社員一同の共通認識であることが露わになりました。このディスカッションは一回で終わらせずに、更に深めてゆこうと思っています。

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2006年9月16日 (土)


佐々木丸美コレクション

復刊ドットコムにおける最高の熱望を集めている故佐々木丸美氏の絶版作品の全18作品が年末から復刊されます。トップバッターはデビュー作「雪の断章」です。孤児シリーズ、館シリーズ、そしてわたなべまさこ先生とのコラボ漫画「恋愛風土記」も全てやります!。おまけに、表紙カバーの絵は、全て味戸ケイコ先生渾身の描き下ろしになります。ちなみに同じ時期から東京創元推理文庫から「館シリーズ」が文庫で発売になるそうです。もうこれができたから、僕は死んでもいい。

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2006年9月15日 (金)


平安時代史事典

復刊の要望が高かった「平安時代史事典」が何と書籍ではなく、CD-ROM版で12年ぶりの復刊となりました。角川書店から、平安建都1200年を記念して刊行された、珍しい平安時代の総合大事典です。 あらゆる分野を網羅し、平安時代400年間の歴史を約21,000項目と多数の図版資料で解明しています。 平安時代を知るのに極めて貴重な事典がCD-ROM版にて発売。 B5版ケースにCD-ROM(for Windows)・資料編1冊(並製)・マニュアル1冊(並製)を収蔵しています。新たに復刊切り込み隊員となったT女史、貴重な情報のゲットであります。

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2006年9月14日 (木)


赤毛のアンのお料理BOOK

お待たせいたしました。まさかこんなに時間がかかるとは思ってもみませんでしたが、ようやく、遂に「赤毛のアンのお料理BOOK」の復刊が成就いたします。永遠の名作アイドルである赤毛のアンの舞台であるプリンス・エドワード島で撮影された、「赤毛のアン」の作品中に登場する美味しそうな料理やお菓子の数々が、実際にテリー神川氏の手づくりになる料理を、「あさ」「ゆう」の撮影をされた吉村和敏氏が現地ロケでフィルムに収めたのです。今回の復刊は、著者お二人が前作で叶えられなかった修正への工夫、熱意を最大限に組み込んだ渾身の全面改訂版です。そのパーフェクトな新装復刊をお楽しみに!。

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2006年9月13日 (水)


収容所群島の推薦者

8月から刊行が開始された大作復刊ソルジェニーツィン「収容所群島」ですが、その第一巻には著者ソルジェニーツィン氏ご自身によるメッセージを掲載いたしました。そして第二巻には収容所群島の舞台ソロフキ島を追い続けているカメラマン亀山哲郎氏をフィーチャーいたしました。そして第三巻の応援団は、映画監督の篠田正浩氏です。そうです!、あの「はなれ瞽女おりん」「夜叉ヶ池」「瀬戸内少年野球団」「少年時代」などの素晴らしい映画でファンを魅了したあの篠田監督です。どんなメッセージを寄せて下さるか、今から楽しみです。

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2006年9月12日 (火)


8月のリカバリー

8月31日のブログには「過去最悪」と題して7月の売上実績が悪かったことを書きましたが、8月は過去2番目の好実績でした。お陰で7月分のマイナス分を6割方は取り戻すことができました。親会社のような大きな会社にいた頃は、毎月の売上予算というものは、一年間の途中ラップに過ぎませんでした。上半期で予算未達でも、期末で予算達成すれば、結果オーライでした。しかしながら、今のような小さな組織、規模の会社で事業を運営していますと、期中の仕上がりが、資金繰りに直結いたします。やると決めた仕事を期日までにきちんと仕上げること、その大切さが小さな組織に身を置くと、よく身に沁みます。

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2006年9月11日 (月)


ネット書店販売実績

2005年、2006年度のブッキング発行発売書籍のネット書店での販売実績が解明されました。その内容の意外さと、あまりの金額の大きさにビックリいたしました。まずは販売実績ですが、これは何とブッキングの発行書籍の販売全体のかなりのシェアを占有していました。ブッキングの販売ルートにおいて最大の販路は、もちろん何と言ってもネット販売=ネット書店としての復刊ドットコムです。取次ルートの先という意味では、復刊ドットコムに続くのは図書館ルートです。次いで大手書店チェーンかと考えていました。しかし実際に続く販路はネット書店だったのです。今まで取次経由の納品だったので、ここまで巨大化していることが実感として判っていませんでした。そして次に驚きだったのが、売れ行きベスト。「女性中央」や「青池保子コレクション」が上位を占めているのは想定の範囲内でしたが、意外だったのが実用書ジャンルの健闘でした。村田晴夫「つるバラの庭」、佐藤雅子「私の洋風料理ノート」、「名和好子のきもの遊び」などがトップランキングに続々と入っているではありませんか。それからコミック以外のジャンルでは、大海赫先生の作品群が独走状態でした。自社の商品がどこでどう売れているか、判っているようで、判っていなかったんだなということを実感いたしました。

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2006年9月10日 (日)


絵本ナビ

絵本ナビは国内外の優れた絵本を紹介、販売するサイトです。言わばレコメンドとネット書店を特化したジャンルで行っています。このサイトで特にユニークな部分が「パパ’S絵本プロジェクト」です。楽天ブックス店長の安藤哲也氏、絵本ナビを主催する金柿秀幸氏、グランまま編集長の田中尚人氏の三名のお父さんが、全国を股にかけ、子連れで読書会を開催するというユニークな試みです。お忙しい三人は、子育てを実践する父親を身をもって体現されています。こんな絵本ナビの金柿社長とは、パーティをきっかけに知己を得ました。ポリシーがあって、生きのいいネット新興勢力の方とお話しするのは気持ちの良いものです。「何かコラボしましょうね」とお話ししつつ、合言葉は「軽はずみに行こう!」の乗りで行きたいものです。

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2006年9月 9日 (土)


ちょっとした宝物

出版社としてのプロの意地(?)から、どんなにファンであっても、その著者に自分からはサインは求めないことにしています。もちろん先方から下さるという場合は、頂きますが(笑)。仕事と私情は別ということで。しかしながら、こっそり集めているものはあります。それは作家や漫画家の方々からのお手紙です。復刊に際しての出版契約は私の仕事なので、出版契約書の返送先は私になります。そのとき、もちろん事務所の方が代筆になることもありますが、たいがいの返信封筒の表書き、裏書きは著者ご自身によります。又、返信封筒には一筆書きで御礼の一言が入っていることもよくあります。そしてファックスでの事務連絡。これらは捨てずに、全て、私の机の隣の棚に小さなダンボールに収納してあります。別に集めておいて、どうということはありませんが、捨てるのも忍びなくて溜めています。定年後に眺めてお楽しみにでもしますか。。。

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2006年9月 8日 (金)


新八犬伝

懐かしい顔と原作本で再会できます。かつてNHKで放映されていた人形劇ドラマ・新八犬伝のストーリーを小説化した本書は全3巻の構成です。原作とは少し違ったストーリーですが、よりわかりやすく面白い内容となっています。昭和31年(1956年)「チロリン村とくるみの木」から始まったNHK連続人形劇シリーズの5作目にあたる「新八犬伝」、滝沢(曲亭)馬琴の「南総里見八犬伝」をベースに、同じ馬琴の作品「椿説弓張月」や 「月氷奇縁」など、また中世の語り物「小栗判官伝説」をはじめとして各地に伝わる史実や伝説、古今東西の文学、演芸、時事ネタまでもを含んだ、様々なストーリーが盛り込まれたシリーズ初の時代劇です。放映はNHK総合テレビで、昭和48年(1973年)4月2日~昭和50年(1975年)3月28日の月曜~金曜日の18:30~18:45と、全464話も続いたのでした。

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2006年9月 7日 (木)


辻村ジュサブロー館

日本最高の人形師の砦、辻村ジュサブロー館に行ったことはありますか?。復刊ドットコムでは「新八犬伝」関連書籍に投票が集まっています。ロケーションは、語呂合わせのように日本橋人形町の一角にあります。ちょうど今、新八犬伝の人形たちが里帰りして、2階で対面することができます。翼を広げるかのように、着物を持ち上げた「玉梓の怨霊」は、凄い迫力です。運が良ければ1階を仕事場になさっている辻村寿三郎先生の着流し姿にお会いできますよ!。

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2006年9月 6日 (水)


牛久沼のほとり

縁あって「橋のない川」の故住井すゑ先生のご居宅に併設された「抱樸舎」に行ってきました。田島征彦、滝平二郎、佐野洋子など錚々たる面々がイラストを担当している絵本集「住井すゑとの絵本」のシリーズ復刊の打ち合わせのためです。住井先生のご著書に「牛久沼のほとり」とあるように、ここは本当に庭先に牛久沼の湖水が望めます。「抱樸舎」は、住井先生が昭和10年から在住された牛久での文化活動の拠点です。朗読会、映画鑑賞会、学習会などの活動を地域の学校や、読者の方々を巻き込んで行ってきました。「抱樸」の原典は「老子」の第19章から引用されたことばで、「樸」とは山から切り出された原木を指します。見かけは凡庸ながら、多種多様な可能性を秘めているから、素朴な心を抱き続けることを表徴しています。このことばを明治の画聖、小川芋銭が見事な書にしたためて、ここ「抱樸舎」を飾っています。住井先生の書斎兼仕事場では、いつも先生が執筆に使われていた座卓に、愛用の万年筆が。お使いの万年筆は何とウォーターマン、住井先生のハイカラさに頬が緩みました。ここで60歳にして、大作「橋のない川」の執筆に着手されたのかと思うと、急に自分の身体に時の流れという荷重がずっしりと覆いかぶさってきたように思えました。

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2006年9月 5日 (火)


流通のマーケティング

日販事業戦略部が発売した文具型PB商品「わくわくねんど」が休刊を決定いたしました。これまで隔月で発売する予定だったのですが、残念ながら7/15の第3号で休刊が決定いたしました。書店での催事は好評でしたが、店頭での売れ行きが今一歩だったのが原因です。出版流通のマーケティングって難しいなと思います。特に委託制度で育った取次、書店サイドからのマーケティングは、リスクを背負わない分、困難なのです。過日、日販のT会長と話した際に「どうして出版社は、不況、不況と言われつつ、あまり倒産する会社もないのはどういうことだろう?」と話し合いました。それに比べて流通業者が夢とするPBコンテンツは、なかなか成功いたしません。やはりリスクを背負い、マーケティングにコストと手間を惜しまないことには、目利きという能力は育たないのかもしれません。

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2006年9月 4日 (月)


UDON

大好評で品切店続出の「特別版恐るべきさぬきうどん」がタネ本となっている映画「UDON」を、もうご覧になりましたでしょうか?。ユースケサンタマリアと小西真奈美が主演ですが、ラーメンズの片岡仁、ウルフルズのトータス松本などの脇を固めるメンバーがなおのことナイスでした。ピンポイントなテーマがいいのです!。笑えて、泣けて、食欲が刺激される大衆娯楽映画です。こういうの、文芸ものみたいにかっこつけてなくて、私は大好きです。家業を継ぐということ、東京の一極集中みたいな深刻なテーマを、いかにも見た目軽薄に、それでいてポジティブに課題を処理することが人生大事なんだなーと思います。そしてこのお話し、実は半分くらいはほぼ実話なのです。もともと四国のタウン誌出版社が出していた「恐るべきさぬきうどん」というモノクロ刷の、地図も子どもの落書きのような地図しか入っていない書籍がISBNコードなしの地方出版物でありながら、大売れに売れたのです。その無愛想な書籍は、今日の映画に出ていたような山奥の看板もないような名店を網羅していたことから、密かなベストセラーとなっていたのです。この本をネタ本にして、映画「UDON」は、ご当地高松出身、「踊る大査線」の本広克行監督がスローフード、故郷をテーマに佳作を育んだのでした。

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2006年9月 3日 (日)


秋田屋

いつも徳間書店や山と渓谷社に復刊交渉で訪問した帰りに、指をくわえて通り過ぎていた秋田屋に、慈恵病院に入院した知人のお見舞い帰りに寄ることができました。3時半の開店前から待ち行列で、土曜日にもかかわらず開店と同時に店内はもちろん、店先まで人が溢れる盛況でした。煮込みはトロトロ、たたき(肉団子)はプチプチ、タン串はプリプリ、ネギ焼きは香ばしかった!。激うまです。入って来るお客さんが皆さん破顔一笑だったのが印象的でした。しかしこのお店は立ち飲みだと思っていたのですが、店先軍団以外は全て椅子席だったのが意外でした。

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2006年9月 2日 (土)


ブッキング発売商品

ここのところブッキング発売商品(他社発行)が売れ行き好調なのです。あわわ発行の映画UDON関連ブック「特別版恐るべきさぬきうどん」、二見書房発行のイ・ヨンエ「とても大切な愛」は、発売早々に在庫払底です。振り返れば今春に発売になった広島のメディックス刊行の「はじめての玄米」も、アミューズメント「それはポンから始まった」も売れ行き好調でした。出版物に関わる仕事には、優れた本を作る喜びもあれば、紹介された秀でた書籍を売ることによって伝えてゆく喜びもあります。

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2006年9月 1日 (金)


「女性中央」10月情報号

「女性中央」10月情報号の発売日が近づいてまいりました。その日は9月7日です。既に営業S女史が、全取次の交渉が完了しました。今回の特集はソ・ジソブ氏です。今や韓国俳優人気ナンバー1の彼の神々しい撮り下ろし写真が満載の次号は、ファンの皆さまには必見です。前回の7月情報号では、あっという間に完売してしまい、入手ご希望の多くの方々に品物を届けることができず、申し訳ありませんでした。今回は部数もアップして刊行いたしますが、それでも足りるかな?。どうしてもお求めしたい方は、9月7日までにネット注文なさるか、発売当日に書店店頭に駆けつけて下さい。

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