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2006年10月 4日 (水)


アンジェリク全26巻読了

遂にアンジェリク全26巻読了いたしました。残念ながら絶版の書ですが、復刊投票者の方にお借りいたしました。こんなに面白い小説は読んだことがありません。僅か一ヵ月半で一気読みいたしました。フランスの太陽王ルイ14世時代に現れた可憐で、美しき、愛と意志の力溢れる緑の瞳を持ったヒロイン、アンジェリク。彼女を愛し、支えるペイラック伯爵。そして二人を取り囲む攻撃勢力。中世ヨーロッパにおけるキリスト教のカトリックと新教徒の凄絶な血で血を洗う虐殺の応酬。英仏の限りない欲望のぶつかり合い。われわれ日本人には理解し辛い相克が、物語の背景に横たわっているところに、歴史という真実だけが本書に与える深みを醸成しています。ヨーロッパから地中海へ、そして新大陸カナダへ。この物語の舞台は、読者の想像を裏切って、新たな展開が繰り広げられます。そしてラストには、真実の愛の勝利のドラマが待っています。

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