« 2006年9月 | トップページ | 2006年11月 »

2006年10月31日 (火)


白水社

ご近所の白水社を復刊交渉に訪問いたしました。近所という意味では、白水社はメディアワークスと双璧です。徒歩わずか5分以内のご近所です。オンデマンド時代以来、久し振りに大学の同窓の先輩でもあるS常務に復刊交渉してきました。ここでは100票以上はないため、先方の意志による復刊商品、近刊の高額商品の販売について話し合いをしてきました。海外作品の復刊はライセンスの更新の問題があるので、なかなかそう簡単には行きませんが、何しろ「キャッチ・イン・ザ・ライ」を村上春樹訳でブレイクさせた白水社です。新装復刊で、よりパワーアップした復刊も期待できます。復刊交渉ついでに、S常務に同窓会の勉強会の講演講師もちゃっかりお願いして来ちゃったりして。。。

投稿時刻: 午前 01:00
海外文芸 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月30日 (月)


吉田新一先生の講演会

銀座教文館で復刊書籍「トム・チット・トット」の翻訳者である吉田新一先生の講演会「イギリス挿絵美術の系譜~アーサー・ラッカムまで」が開催されました。講演会場は約100人の収容スペースが上品な女性の聴衆中心に満員でぎっしりでした。講演の内容は児童書における挿絵の歴史です。活版印刷の発達以後、モノクロから手描き彩色を経て、カラー挿絵印刷に至るコンテンツの歴史の流れを説明されていました。先ずは私も大好きなウィリアム・ブレイク。「童心占徴」などの優れた詩作の一方で、カラー挿絵の描き手でもあったのです。以降、トマス・ビュイックの動物博物画、ジョージ・クルックシャンクのアルコール依存批判の風刺画、ケート・グリーナウェアーの「ハーメルンの笛吹き」、アーサー・ラッカムの「マザーグース」や「たのしい川べ」などを解説して下さいました。中でも乳搾りの娘を持参金目当ての青年が、魂胆を知られて娘にこっぴどくやられる絵本のお話しは、吉田新一先生の軽妙なお話がバカ受けでした。良き翻訳者は、良きストーリーテーラーでもあるのだなと、得心した一日でありました。

投稿時刻: 午前 01:00
児童書、絵本 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月29日 (日)


林檎の里の物語

赤毛のアンのお料理BOOK」のカメラマンでもある吉村和敏氏が新宿三井ビル1階のペンタックスフォーラムで「林檎の里の物語」と題した写真展を11月9日まで開催中です。カナダ東部、ノバ・スコシア州北西部に位置する丘陵地帯アナポリス・ヴァレーは、別名「りんごの里」と呼ばれている場所です。自然と人が素朴な暮らしを営む、まるで理想の里で吉村氏自らが、この里で暮す70歳以上のお年寄り10人にインタビューしたそうです。本当の豊かさとは、生きる喜びとは何かを探っていく、この写真展では、カントリーライフの素晴らしさをカラー作品約50点で表現なさっています。美しい風景写真というよりも、吉村氏が風景の中から美しさを抽出される才能に恵まれているというべきでありましょう。

投稿時刻: 午前 01:00
美術、アート | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月28日 (土)


成功するロングテールのつかみ方

中経出版から「成功するロングテールのつかみ方」という書籍が発売になりました。内容はと言えば「Web 2.0の時代、ニッチでマニアックなスモールビジネスにも大きなチャンスがやってきた。話題のロングテール現象をわかりやすく解説。活用事例を満載し、ロングテールをビジネスに活用するヒントを教える」というような内容です。しかしながら、このブログで何故この本を紹介したかといえば、実はこの本の中でまるまる一章分が、復刊ドットコムについて解説されているからなのです。内容は当社営業課長を務めるI課長が「あそびの冒険」復刊について語っています。是非、ご一読あれ。

投稿時刻: 午前 01:00
専門書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月27日 (金)


復刊ドットコムのリニューアル

既に号外にてご案内いたしましたように、復刊ドットコムは、このたびサービス体制を一新することとなりました。このサービスは元来がEASYSEEKを運営していた旧ビズシークと、ブッキングが提携して育ててきました。ネット運営をビズシークが、復刊交渉と販売をブッキングが業務分担してきました。その後も、ビズシークの楽天グループに吸収合併後も、提携活動を継続してまいりました。その後、どのような運営、提携方法を取るか、関係者一同で議論を重ねてまいりました。長い間の二人三脚に終止符を打つことは残念なことではありましたが、藤子不二雄コンビ解消のように、それぞれの道を歩もうということになりました。そして今日、11月1日より復刊ドットコムはブッキングが独立してリスタートすることになりました。これに先立って、皆さまにアンケートを実施させて頂きましたが、この結果を踏まえて、参加規約をリニューアルし、新たな交渉ルールのもとで活動を継続いたします。これを機にスタッフメンバーも増強いたしました。又、日頃のご愛顧にお応えして、プレゼントキャンペーンも実施いたします。小社T女史プロデュース、イケダヨーコさんデザインのオリジナルブックマーカーを差し上げますので、奮ってご応募下さい。心機一転、ますますのサービスアップをめざしますので、今後とも、会員の皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (5) | トラックバック (0)

2006年10月24日 (火)


華恵書店

「hanae*」より改名された華恵さんと言えば、いまや言わずと知れた売れっ子モデルです。そして雑誌モデルとして活躍するかたわら、作家としてもエッセイ集「小学生日記」を出版し、大いに話題になりました。 今年3月で終わってしまいましたが、フジテレビ「ガチャガチャポン!」でも大活躍でした。そんな華恵さんが、先日の楽天ブックス鼎談に続いて、今度は本の雑誌WEBの華恵書店で「はせがわくんきらいや」を推奨されています。華恵さん、よほどこの絵本がお好きとみえて、店長直筆POPまで付けて、一押しです。

投稿時刻: 午前 01:00
児童書、絵本 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月23日 (月)


そっくり、そらに

大、大、大好きな西岡千晶先生の新作が長崎出版(といっても長崎県の出版社じゃありません)からリリースされました。「そっくり、そらに」がそれです。大海赫「白いレクイエム」挿絵の西岡千晶先生、何と初のソロ作品なのです! あらすじは、同じアパートに住むシシーとスースーの二人は、赤の他人なのに見た目も行動もそっくりさんなのです。 ある日スースーの大鍋が底なしになり、なぜかシシーの部屋とつながって…。見知らぬ同士のそっくりさん二人が織りなす不思議なお話です。ある日スースーの大鍋が底なしになり、なぜかシシーの部屋とつながって…。 これまではお兄さまがストーリーテリング、妹の千晶氏が絵と役割を切り分けていらっしゃいましたが、今回はお話も絵も千晶氏による新しい境地の出版です。

投稿時刻: 午前 01:00
児童書、絵本 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月22日 (日)


韓流フェア

紀伊國屋書店チェーンで「とても大切な愛」フェアが10月21日から11月4日まで、「女性中央」全点フェアが11月4日から11月18日まで全国主要店で開始されます。いよいよNHK総合放送でもクライマックスを迎える「宮廷女官チャングムの誓い」主演女優イ・ヨンエの自伝「とても大切な愛」は、復刊以来、品切れ出荷保留で大変ご迷惑をおかけいたしましたが、このほどようやく重版出荷の運びとなりました。又、「女性中央」は昨年の準備号創刊以来、4回に渡って刊行されました。当初こそ知名度も低く、売れ行きの出足が鈍い状況でしたが、7月情報号の刊行以来、ぐぐっと一気に引きが強くなりました。7月情報号は完売、10月情報号はヤフーのエンタメカテゴリーで第一位にランクインされました。特に品薄でご迷惑をおかけした7月情報号、何とかかんとかフェア用商品を確保いたしましたので、入手できなくて悔しい思いをされた数千人の方々、今やペ・ヨンジュンを超えたと言われるリュ・シオン大好きファンの皆さま、おそらくこれが最後のチャンスです。お見逃しなく。そしてただ今売り出し中の10月情報号の表紙の顔はソ・ジソプ氏ですが、テレビ東京で放映され大ヒットを博し、BS日テレでもソ・ジソプとイム・スジョン主演の「ごめん、愛してる」が10月30日まで再放送されておりました。

投稿時刻: 午前 01:00
韓流 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月21日 (土)


富山にて

富山は三度目です。一度は藤子スタジオの方々と氷見での藤子不二雄A展に。二回目は家族旅行で。そして今回は「アンジェリク」の聞き込み調査に。実は著者A・ゴロン氏ここのところ、スイスで改訂版を出しているそうなのです。この作品の講談社版には、何と第一巻からある章がすっぽり脱落しているそうなのです。仏語版の原書をファンの方に見せて頂きました。仏語っで書かれていますが、何となくニュアンスは伝わってきます(これがアルファベット文化圏の強み)。A・ゴロン氏御年80うん才ですが、ますます意気軒昂であります。しかし、今回の出張は、名古屋経由で富山に入りったのですが、名古屋はF1鈴鹿サーキットで、どのホテルも満室。北陸本線「しらさぎ」は連休のためか、どの号も満席でした。東京は大雨で、名古屋はピーカン、北陸はまた大雨ということで、富山発越後湯沢行きの「ほくほく線」は雨量オーバーで特急「はくたか」が徐行運転のため、乗り継ぎ新幹線が間に合わず。結構、道行道程が大変でありました。

投稿時刻: 午前 01:00
海外文芸 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月20日 (金)


名古屋にて

このところ地方出張が頻繁なのですが、名古屋の外商書店のキングであるマコト書店を訪問してきました。目的はもちろん近刊の大型企画「創作子どもSF全集」をよろしくお願いします!とのお願いです。マコト書店は店舗を持たない、いわゆる外商専門のお店です。創業者である山村眞氏のお名前を取って、この社名となったとみえます。外商は外商でもマコト書店は、学校図書館専門の外商部です。公立図書館は同じグループの兄弟会社である東海図書館サービスが担当して、テリトリーを切り分けていらっしゃいます。若社長以下、皆さん、挨拶も超ゲンキ!です。元気の良い会社に行ってくると、自分も大変だけど、頑張ろう!って気持ちになります。それにしても名古屋駅、立ち食いコーナーが「きしめん」だったのは、流石って思いましたね。

投稿時刻: 午前 01:00
販売 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年10月19日 (木)


さようならOさん

元ビズシーク社長だったO執行役員が楽天を今月末で退社されてしまいました。2000年から復刊ドットコム立ち上げを共に闘った仲間でした。才気溢れ、いつもハイテンションに場を明るくできて、それでいて冷静に計算もできる「経営者」の資質を持った方でした。だんだんに復刊ドットコムやオンデマンド出版の立ち上げを一緒にやった面子が、櫛の歯が欠けてゆくようにいなくなって行くのが寂しい限りです。もちろんその代わりに新しい仲間を迎える喜びが、われわれには与えられるわけですが。自分はウェット過ぎるのでありましょうか。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年10月18日 (水)


新しい韓ドラ

BS2で「クッキ」が終了し、NHK総合でも「宮廷女官チャングムの誓い」が終盤に差し掛かって、悪役の花であるチェ一族が去ってしまって、韓流大好き派としては、ちょっと寂しい秋です。しかしながら遂に四季シリーズのトリとして「春のワルツ」放映が開始されました。あの「冬のソナタ」「秋の童話」「夏の香」の流れを組む番組です。ここまで大きなドラマには大抜擢と言ってもいい、期待のソン・ドヨン、ハン・ヒョジュのフレッシュな、どっちも愛らしいコンビです。10月5日に始まった第一回は舞台をウィーンにすれ違う主人公とヒロインを描く、韓流ドラマの王道です。いやぁ、これまた楽しみ、愉しみ(自分って、何だか韓ドラ好きの森口博子さんみたい?)。あぁ、そうそう、いよいよ10月20日過ぎにはイ・ヨンエ「とても大切な愛」が重版出来です。お待たせしました、NHK出版から刊行なった「ヨンエの誓い」とご一緒にお楽しみ下さい。

投稿時刻: 午前 01:00
韓流 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月17日 (火)


手作りで楽しむラガディ・アン&アンディ

手作りで楽しむラガディ・アン&アンディ」の原本を文化出版局で見せて頂きました。『かわいいなぁ、なつかしいなぁ』という感じのキャラクターの人形たちは、手づくりの温ったかみのある風情でした。一度は「残念」を出した本書ですが『もう一回頑張ってみよう!』ということになって、再チャレンジしてみることになりました。一度は諦めて、そしてもう一度何かのきっかけで成就した書籍もずいぶんあるのです。復刊この道は、行きつ、戻りつという手もあります。このところ復刊の実用書部門は「私の洋風料理ノート」(クウネル誌掲載で火がついたようです)「名和好子のきもの遊び」(こっちは何故だか判りません)などがネットでとっても好調です。この意気で続きたいものです。

投稿時刻: 午前 01:00
実用書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月16日 (月)


夢来鳥先生と渡辺美里

NHK総合で夜10時45分から始まる「あの歌がきこえる」という短い番組があります。視聴者の思い出の歌を、その思い出とともに、プロの漫画家がコミック化するというユニークな番組です。10月11日には復刊ドットコムでも「緋翔伝」でおなじみの夢来鳥ねむ先生が登場いたしました。その日のお題は渡辺美里「MY REVOLUTION」でした。主人公の男性は、元暴走族でしたが、その後にマレーシアやインドネシアに海外青年協力隊で、自動車修理技術の伝授に従事することになります。その中で、派遣先の国での安全意識の低さなどに失望して、自分自身を見失いそうになった時に、この勇気をかきたててくれる歌に出会ったのです。

投稿時刻: 午前 01:00
アニメ・コミック | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月15日 (日)


電子書籍化の大ヒット

親会社の日販では、電子書籍のコンテンツ開発と販売に取り組んでいます。そんな中で大ヒットが生まれました。それは「モテる女になる方法♪」です。ネット発のライターであるCoz Kumagai氏による、粋な恋の指南書です。もともとが美しく装丁された本で、何とリバーシブル表紙カバーで二重に装いを楽しめるという、遊び心にあふれた本なのです。紙版の方も是非、手に取ってご覧になってください。そして電子書籍版、こちらは何とパピレスなどの電子書籍書店で4桁の売れ行きです! タイトルがちょっとストレート過ぎるので、電子書籍版の方がお求めやすいのかもしれませんね。こんな実用書電子ブックが絶好調の中で、次回は「超カンタン!女の子1000人のプチ・ダイエット」の電子書籍化も検討されています。

投稿時刻: 午前 01:00
電子書籍 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月14日 (土)


「同棲時代」の時代

毎週日曜日に朝起きると必ずTBS「サンデーモーニング」をつけて朝食を摂ります。特に8時40分頃からのスポーツコーナーでは、大沢親分の軽妙な語り口と、キャスター役の今山佳奈さんの可愛らしい笑顔が良くて、欠かさず見ています。ことに大沢親分いいですねー、あの明るさ、他の人への細かい配慮。見ていてとても癒されます。そんな10月1日の「サンデーモーニング」で、あのつま恋コンサートの興奮がニュースとして紹介されていました。そしてその時代を象徴する同時代の一冊として、上村一夫「同棲時代」が紹介されていました。70年代に心を一つにしたフォークソングは、うちの奥さんも大好きですが、そんなフォーク世代のライフスタイルとして「同棲」は、いかにも時代の先駆けを表徴する若者の生態として、今後もこの一冊は決して忘れられることのない作品でしょう。

投稿時刻: 午前 01:00
アニメ・コミック | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年10月13日 (金)


篠田正浩監督のコメント

ソルジェニーツィン「収容所群島」第3巻の推薦文は、以前に予告した通り、篠田正浩監督です。いつも作家や芸能人などの方々に推薦文をお願いするとき、こちらで文案をご用意頂くことがないわけでもありませんが、頂戴できるメッセージを楽しみに待っています。それはやはりひとかどの名を成した方から生まれる言葉たちが、素晴らしい文章であることが多いからです。今回は、最後のフレーズがかっこよかったです。さすがはビシッと決まって、素晴らしい出来栄え! 「20世紀の悲劇も壮大な文学作品となって救われたのだ」と。

投稿時刻: 午前 01:00
海外文芸 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月12日 (木)


クイズ日本の顔

10/10(火)のNHK「クイズ日本の顔」は、藤子不二雄A先生がゲストでした。司会は皆さんご存知のえなりかずき君と清楚な美女アナ津島亜由子さん、解答者に乙葉さん、北野大さん、笑福亭笑瓶さん、ゲストにはスタジオゼロのラーメン大好き小池さんこと鈴木伸一氏、「少年時代」の名曲を生んだ井上陽水氏の豪華メンバーでした。30分の放送時間に間に、藤子不二雄A先生を巡る、あるときは抱腹絶倒で、またあるときはちょっと胸キュンなQ&Aが繰り広げられました。中でも「少年時代」曲づくりで井上陽水氏に作詞を頼まれた先生の歌詞が結局全く採用されなかった話には爆笑しました。又、先生の宝物として故郷の光禅寺に手塚治虫先生から頂いたテーブルを大事に保管しているお話しには、やっぱり聞いていてウルウルいたしました。ところで番組の中で出てきた漫画「少年時代」はブッキングから刊行された藤子不二雄Aランドであったのは、皆さん、お気づきだったでしょうか?

投稿時刻: 午前 01:00
アニメ・コミック | | コメント (2) | トラックバック (1)

2006年10月11日 (水)


算法少女

遠藤寛子「算法少女」、こういうの大好きです。お江戸の主流である算法は関流ですが、千葉桃三、あき親子は上方流。関流の小生意気な武家の息子が掲げた算額の間違いを指摘したことから、大藩久留米有馬藩のお殿様から才能を認められた少女あき。身分や性別を、才気とやる気で乗り越えて行く清々しさ。江戸時代だから本当はもっと窮屈な世の中だったのだろうけれど、世の中、人はかくあれという心意気に満ちた一冊です。何よりちくま学芸文庫に収録ってのが、いいっすね。ちなみにこの素晴らしい作品が復活した背景には、わが復刊ドットコムも大いに寄与したようです。復刊ドットコムの投票をもとに、多くの数学者の方々が復刊に立ち上がったようです。著者からあとがきに感謝の一筆が寄せられています。世の中、巷の目に見えないあちこちに、復刊ドットコムの粒子が浸透していることが判ります。

投稿時刻: 午前 01:00
日本文芸 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年10月10日 (火)


ぶらりネット

朝日新聞には週末に「be」という別冊紙面が入ります。いわゆる日曜版ですが、ビジネスの特集版(b)と、エンターテイメント(e)の特集版の2種類があります。10月9日の「be」の中の「ぶらりネット」という紙面上でネットサーフィンを行うコーナーでは、復刊ドットコムが紹介されています。復刊ドットコムは刊行書籍の紹介まで含めば、月に20回くらいのマスコミ露出をしています。復刊ドットコムというネットそのものの紹介も、月に2~3回の頻度で行われています。御茶ノ水のオフィスに記者さんたちが訪れることも多く、その取材応対を社員が交替で行っています。今回はK係長が対応初体験でしたので、若干心配していましたが、出来上がった記事を見れば、なかなか堂に入った応対ぶりで一安心でした。「収容所群島」「女学生パッティ」「はせがわくんきらいや」「ウホッ!!いい男たち」などバラエティ溢れるラインナップを紹介する一方で、取材記事の締めくくりは「復刊交渉は、本の一冊一冊の生き様をひもとくことから始まります」は、わが部下ながら、なかなか至言でありました。

投稿時刻: 午前 01:00
復刊全般 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 9日 (月)


「スウェーデンのクロスステッチ」と会おう!

わが都立大の大先輩であるヤマナシヘムスロイドの山梨幹子代表を訪問いたしました。きっぷの良い江戸っ子姉御な山梨先生は表参道にアトリエを構えていらっしゃいます。再復刊決定書籍「スウェーデンのクロスステッチ」の出版の最後の詰めについてお話し合いをさせて頂きました。そのときにお聞きした情報として、10月3日より表参道のヤマナシヘムスロイドでの展示会、そして11/中の東急百貨店、12/初の三越でのスカンジナビア展が開催されるそうです。皆さんは「スウェーデンのクロスステッチ」に、11/中の東急百貨店以降再会できます!

投稿時刻: 午前 01:00
実用書 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 8日 (日)


「イシュトバン・バンニャイ」フェア

あおい書店町田店で「イシュトバン・バンニャイ」フェアが開店オープニング記念として開催されます。日本では昨年ブッキングが「ZOOM」復刊以来、「RE-ZOOM」「THE OTHER SIDE」を立て続けに復刊が実現いたしました。あの谷川俊太郎先生をして「面白いじゃないの、これ!」と叫ばせたイシュトバン・バンニャイの遊び心溢れる、世界をいろんな視点に転換して眺めるパラダイム・シフトは、大人も子どもも楽しめる不思議な宇宙旅行であります。

投稿時刻: 午前 01:00
児童書、絵本 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年10月 6日 (金)


ル・グイン展

姫路市立城内図書館で10/1-11/22にル・グイン展開催に伴い、復刊書籍「天のろくろ」を展示紹介のオファーあり。ゲド戦記映画化で大いに盛り上がる日本におけるル・グイン熱ですが、そんな皆さんの興味を、美しき白鷺城のたもとでご覧になれます。そういえば、一度ある著者に会いに行った際に、姫路城下の懐古園という日本庭園に案内して頂いたことがあります。その著者は「編集者は姫路に来ると、みんな姫路城に行きたがる」と笑っておいででした。復刊交渉にまつわる、優しい素敵な思い出の一つであります。

投稿時刻: 午前 01:00
海外文芸 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 5日 (木)


さんざんまたせてごめんなさい

さんざんまたせてごめんなさい」はスズキコージ氏の魅力がいっぱいにつまった、傑作ナンセンス創作絵本です。相変わらずのダイナミックな色遣い、筆のタッチ。ページを開くと異国の街角で、大道芸を眺めているような気持ちになってしまいますから不思議です。初版は1993年、童心社より刊行されました。主人公である街の人気者ゾンドさんはちょっとドジなのがたまにきず。思いもかけないハプニングがゾンドさんにふりかかります。しりとり式の愉快なことばあそびで物語が進む楽しさこそが、コージ流です。

投稿時刻: 午前 01:00
児童書、絵本 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 4日 (水)


アンジェリク全26巻読了

遂にアンジェリク全26巻読了いたしました。残念ながら絶版の書ですが、復刊投票者の方にお借りいたしました。こんなに面白い小説は読んだことがありません。僅か一ヵ月半で一気読みいたしました。フランスの太陽王ルイ14世時代に現れた可憐で、美しき、愛と意志の力溢れる緑の瞳を持ったヒロイン、アンジェリク。彼女を愛し、支えるペイラック伯爵。そして二人を取り囲む攻撃勢力。中世ヨーロッパにおけるキリスト教のカトリックと新教徒の凄絶な血で血を洗う虐殺の応酬。英仏の限りない欲望のぶつかり合い。われわれ日本人には理解し辛い相克が、物語の背景に横たわっているところに、歴史という真実だけが本書に与える深みを醸成しています。ヨーロッパから地中海へ、そして新大陸カナダへ。この物語の舞台は、読者の想像を裏切って、新たな展開が繰り広げられます。そしてラストには、真実の愛の勝利のドラマが待っています。

投稿時刻: 午前 01:00
海外文芸 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 3日 (火)


「空とぶじゅうたん」新装版

空とぶじゅうたん」が遂に新装版で復刊いたしました。一冊本だったのが、サイズを大きくして二分冊に、更に用紙もグレードアップと、大幅に衣替えしています。そして何より素晴らしいのは、著者である新藤悦子先生がその文章に全面的に筆を入れて下さっていることです。新藤先生は、私の厚かましいお願いに快く応えて下さったのです。悲しくも、美しい、オリエンタルな物語の数々が、よりグレードアップして、匂い立っています。更にこみねゆら先生のイラストも、新規のアイテムを加えて、新しい楽しみに彩りを添えています。この身も心も美しい絵本を、是非あなたも手に取って下さい。そしてこの絵本の復活に多大なるご援助を下さいましたSさん、本当にありがとうございました。

投稿時刻: 午前 01:00
児童書、絵本 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 2日 (月)


沢渡氏のアリス

季刊エス10月号(実は私、この雑誌大好きです!)で「完全版アリス」を著者ご自身(カメラマンですが)である沢渡朔(はじめ)氏が紹介されています。「私はこのような文化創造のかたちが存在したことに歴史の幸福な瞬間を感じる」とまで絵本作家兼デザイナーの堀内誠一氏に言わしめた本書の舞台裏について、見開き4ページものボリュームで語られています。ご本人曰く「この二つを作った後の八十年代は、何を撮ったらいいのか、何をやったらいいのか分からなかったですよ」と。「少女アリス」と「NADIA森の人形館」は、沢渡氏にとってのライフワークであったようです。

投稿時刻: 午前 01:00
美術、アート | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 1日 (日)


楽天ブックスでの「はせがわくん」鼎談

はせがわくんきらいや』が、楽天ブックスの華恵・西加奈子・松田専務鼎談で、ホットな話題にのぼっています。特にタレントの華恵さんは、著書「本を読むわたし」の中で『はせがわくんきらいや』を取り上げられています。この名作絵本には、今売り出し中の気鋭の小説家、西加奈子氏も大いに強烈なインパクトを受けていたそうです。関西弁の上に、絵もすごいし、字もすごい。なにより「はせがわくんきらいや」ってハッキリ言って、それで終わる。 それでいて、小さい子が「かなしかった。でもおもしろかった」という感想を書いている。やっぱりこの絵本は不朽の名作です。

投稿時刻: 午前 01:00
児童書、絵本 | | コメント (0) | トラックバック (0)