三村美衣氏の解説
いよいよ佐々木丸美コレクションがシリーズをスタートいたします。お陰さまで好調な受注状況です。その刊行に寄せて書評家の三村美衣氏から「雪あかりの道で―コレクション発刊に寄せて」と題した特別寄稿を頂いております。こちらは『雪の断章』のあとがきと、この全集に挟み込まれるチラシでお読みいただけるもので、佐々木丸美作品への個人的な懐古も含めた作品分析を中心とした内容です。中でも三村氏自身が少女時代に、自らが孤児でないことを嘆いたという下りには、思わず微笑んでしまいました。そして佐々木丸美先生が作家として辿った波乱の人生へのコメント。復刊交渉で長く著者と向かい合った頃を思い出し、過ぎ去った日々が身体の中に風となって通り抜けてゆくような、切ない気持ちで満たされました。文章のいずれも、ゲラを読んでいて思わず「うん、うん」と頷かされる説得力があり、心動かされるのでした。
投稿時刻: 午前 01:00
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