副編集長Bです。
今日は平凡な一日で、「昼間に近くに飛行船が飛んでいた」ぐらいしかネタが思いつかなかったので、マクラはなしです。
さて、今日は「出版豆知識:見本出し」についてです。
まずは、以下は、出来上がった本(新刊配本書籍)が書店に並ぶまでの大雑把なフローです。
■出来上がった本が店頭に並ぶまで
1)印刷会社から出版社へ見本が届く。
↓
2)出版社が取次へ見本を持っていく(見本出し)。
↓
3)取次が仕入部数を決める。
↓
4)印刷会社から取次へ、現物を納品する(取次搬入)。
↓
5)取次から書店へ納品する(店頭発売)。
※例外もあります。
取次の仕入窓口へ見本出し(※上記2)に行きますと、たくさんの出版社の人たちでごったがえしています。
仕入窓口の担当者は、出版社からの説明とその見本で、仕入部数を決めていきます。
じっくりと話を聞いてくれる担当者もいれば、まるで流れ作業のように処理していく担当者もいます。
はじめて見本出しに行った時、その景色はまるで、銀行の窓口にそっくりじゃないかと思いました。
取次によってカラーは違いますが、見た目だけでなく、日によっては数時間も待たされるあたりとか、「待って当然」のような空気が漂っているあたりなんかも、銀行窓口に似ているような感じがしました。
しかし、これを経ないと、取次に配本してもらえないのですよ。
のわりに、全ての出版社が見本出しをしているかと言えばそうでなかったりもするのです。
その辺りも銀行窓口的で、大人の事情としか言いようがありません。
そして本日は、『ケンペーくん 増補新装版』と『銀の鬼 -目覚め-』と『収容所群島6』の見本出しの日でした。
久々のコミックス2冊同時刊行で(しかも『銀の鬼』は復刊でなくて新刊、『ケンペーくん』は約3分の1が単行本初収録)、『収容所群島』はついに最終巻と、弊社的には話題豊富なラインナップでございます。
店頭発売(※上記5)は5/25(金)を予定しておりますので、お待ちくださいませ。