復刊ドットコム豆知識:復刊はどのように決まるのか?(一旦まとめ)
副編集長Bです。
長く書いております「復刊はどのように決まるのか?」ですが、自分でも流れが把握できなくなってきたので一旦まとめてみます。
(1)復刊の種類と、復刊の可能性が高くなる要素と難しくなる要素
(2)復刊の可能性が高くなる4要素
(3)復刊が難しくなる5要素
(4)本が絶版になる4つの理由
(5)「絶版」と「品切れ重版予定なし」の違い
(6)海外版権の場合
(7)出版契約の話(1)出版契約は「著作権者の意向」で決まる
(8)出版契約の話(2)著者の連絡先を調べ方
読み返してみますと、結構踏み込んだ内容を書いているなと思ってしまいました。
さて、本日は閑話休題です。
■閑話休題:コミックの復刊について思うこと
書籍を新刊と既刊に分けるとします。
そして、新刊の条件を「発売から60日以内のもの」、既刊の条件を「発売から60日以上経過したもの」と設定します。
数年前、某ナショナルチェーンの過去2年間のジャンル別売上構成を上記設定で調べたことがあるのですが、その時、おそろしく新刊偏重のジャンルと、おそろしく既刊偏重のジャンルが判明しました。
新刊偏重なのはコミックで、新刊・既刊の売上比率はなんと、「95:5」でした。
出版社側にとってこれがどういうことかと言うと、「コミックはキャッシュフローが抜群に良い」ということです。
だから、出版社はコミックの版権を非常に大切にします。
そして、既刊のラインナップを調べてみましたら、当時大ヒットしていたテレビドラマの原作ものが大きな部分を占めていました。
つまり、発売から2ヶ月を経過したコミックは、なんらかの外部要因が無いかぎりほとんど売れないのです。
多くのコミックの復刊が難しい理由は、実は上記にあります。
では、新刊・既刊の売上比率が「5:95」のジャンルはと言うと…(つづく)
投稿時刻: 午後 12:26
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