メルマガ予告(10/29号)!
ディレクターの、ともおです。
メルマガの予告です。前回、10月22日号は、ジュリー・アンドリュースの『マンディ』をメインにお送りしました。沢田研二さんが「ジュリー」と呼ばれるのは、ジュリー・アンドリュースのファンだからだ、とネットでは書かれていますが、他に異説も見つからないので、そうなのでしょうか。「ピーター(池畑慎之介氏)」は「ピーター・パン」からついたそうですし、「チータ(水前寺清子氏)」は、「ちいさいタミコ(本名)」の略称だそうで、チーター(ネコ科の動物)ではないのですよ。芸能マメ知識はともかくとして、『マンディ』まだまだ予約中です。一緒に『偉大なるワンドゥードル最後の一匹』も売れております。さて、前回のメルマガで好評だったのは、SF系画集のご案内です。個人的に大正から昭和にいたる風俗史に興味があります。芸術系のアートならぬ通俗的な挿絵(イラスト)は、それこそ100年も前から、かたや抒情画があったり、童画があったり、華宵や彦造の隠微な少年画が出てきたりしながら、ついには、小松崎茂や武部本一郎の活躍の時代がきて、その後の百花繚乱があるのかと思うわけですが、日本イラストワークの100年史は、どの時代をとっても見るべきものがあって、時代感覚とともに楽しめる宝庫だなあ、とつくづく思ってしまいます。復刊ドットコムでもイラスト集・画集が毎度、高セールスを記録しております。これも受け継がれる文化の灯ですね。今後もドンドンと面白いものをご案内できれば良いなと思っております。
さて、29日のメルマガのご案内です。もう10月も最終号ですね。当初、予定していたメイン商品があっという間に売り切れてしまい、補充が難しそうなので、急きょ、メインテーマを変更することといたします。ということで、現時点では準備中で、詳しい内容情報が入ってきていないんですが、日本のクロスステッチ界を代表する山梨幹子先生関連の新刊をご紹介できる予定です。月曜日には商品ページオープンで、なんとか水曜日のメルマガに間に合うかなあ・・・。毎度、薄氷を踏む進行でお送りしております。Wiiのゲームで『プロゴルファー猿』が発売されることになったのを記念しまして、復刊ドットコムから甦った藤子不二雄Aランドを、シリーズ単位で紹介します。このゲームの出来が非常に良くないと評判(レビュー)がニュースになっておりますが、原作のせいじゃないのになあ、と反駁するところの姿勢を見せておきたいと。先日、このブログで魔太郎の紹介をしましたが、藤子不二雄A先生の「濃い」作品群にはあらためて注目して欲しいところです。その他、メルマガでは、11月の岩波文庫の主に復刊本の商品紹介。今回は、僕が内容情報をメルマガ用に要約していたのですが、11月も興味深い本、目白押しですね。紹介したい本が沢山ありました。『塵劫記』については、以前に書いた通りで、一番のプッシュです。石川啄木の『時代閉塞の現状』も出ます。啄木は歌人としては生前に評価されず、苦労の生活人として一生を終えたといわれますが、一方で放蕩の浪費癖があったとも言われ、その人物像の真相に多少ブレを感じています。啄木が生まれた明治19年から、亡くなった明治45年は、日清・日露戦争があったとはいえ、むしろ昭和元禄的な安泰の時代であったとの文章を読んだ記憶があります。だから彼のメンタリティは危機感や使命感のない太平の時代の凡庸さに辟易しているのだと。「時代閉塞の現状」を読むと、むしろ使命感をたぎらせることができない、現代にも通じる一見、安穏とした時代感覚に対する「閉塞感」を訴えているような気もします。なにかをしたくても、なにもできないような時代の不幸(本当は、なんでもはじめられるのに、という焦燥も裏腹にあるのかな)。『蟹工船』のように、現代の若者にも支持されたら面白いのですけれどね。などと、一冊、一冊についてお話しているとキリがないので、予告編はこの篇で、本編を是非、ご覧ください。
投稿時刻: 午前 09:00
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