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2008年11月 3日 (月)


大人の修学旅行

ディレクターの、ともおです。

11月1日(土)は、大塚のイベント参加を終えて、今度は本郷で、児童文学同人誌「季節風」の全国大会に参加してきました。季節風は30年の歴史を誇り、会員200名を越える団体です。代表の後藤竜二さんをはじめとして著名な作家さんたちが幹事をされ、ここで鍛えられた同人たちが、どんどんとプロデビューしている児童文学の虎の穴です。年に一回開催される大会が、この日から二日間行われました。三年前に一度、見学がてらで合評会(同人が持ち寄った作品を批評しあう会)に参加させていただいたことがあったのですが、プロの方もアマチュアの方も、同じフィールドで遠慮なく批評しあうというスタンスが楽しく、これは、自分も作品を書いて参加しないとつまらないなあ、と思っておりまして、ついに今年は、自分の初の創作長編をひっさげて臨んでみました。遅刻参加になってしまいましたが、2日間、非常に楽しかったですね。僕が参加した比較的初心者向けの分科会は、20歳の大学生から60代の方まで、自分のような書き始めの人間からプロとして活躍されている方たちまで、同じ立場で作品を批評しあうというフラットな場所でした。いろいろな経験を持った人たちの意見は参考になることが多いですね。この大会で生まれた作品が、昨年、児童文学各賞を総ナメにするなど、日本児童文学の揺籠として機能している貴重な場所です。各児童書出版社の皆さんも注目されていて、合評会に参加されたり、また懇親会には、多くの出版社さんがお見えになっていました。今回の大会からどんな作品が生まれて、揉まれて、更にブラッシュアップされた作品となっていくのか、非常に興味深いところです。本郷の合宿所旅館を借りての大会は、なんだか大人の修学旅行みたいで、真面目に討議する合評会も、夜の懇親会も楽しく、時間を忘れるひとときでした。

復刊ドットコムで本に関わる仕事をして、過去に消えた本、甦った本に注視するのは、無論、楽しいことです。それ以前に読者としての自分がいますし、今度は書いてみたり、それを読んでもらったり、人と批評しあったり、意見交換をするなどもまた楽しいことだなと思いました。物語や文学、本全般を楽しみつくすことには、まだまだ多くの広がりがあります。復刊ドットコムとしてもいろいろなサービスや情報を提供していきたいと思っておりますが、本に関するいろいろな試みに参加してみたり、自分でも、もっと読書について考えてみたいと思いました(いや、社交性ないし、すっごい出不精なんでエネルギー要りますが)。

投稿時刻: 午前 08:00
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修学旅行とは、小学校、中学校、高等学校の教育の一環として、宿泊を伴う見学や研修のための旅行のこと。遠足とは違い、行き… 続きを読む

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