「復刊ドットコム的」とはなんだろう?
復刊ドットコムWebマスター、熊野です。
前任のともお氏から私がサイト運営全般を引き継ぐ形となって3ヶ月半が経ちました。その間、オフィスの移転などもあり慌しく毎日が過ぎてゆくなか、ようやくここへ来て少し落ち着いた感じになってきたので今回のブログ再開に至ったわけですが、それでも復刊ドットコムの“顔”となるポジションを任され、日々悩みは尽きません。
ディレクター時代のともお氏は、よく口癖のように「復刊ドットコム的」という言葉を使っていました。このブログ内でもたびたび登場していたフレーズです。では、「復刊ドットコム的」とは一体なんなのでしょうか? 私はこの「復刊ドットコム的」なる言葉が、「復刊ドットコム」という、ある種特異なWebサービスの本質を映しだしているんじゃないかと思うのです。個人的な思い入れが色濃く反映される本という媒体を対象に、まるで思い出を募るかのようなリクエスト投票を集め、復刊の可能性を模索していく……。その一連サイクルの中では、絶えずヒトの情念にも似た感情が入り込んでいるように感じます。
リクエストのジャンルも、「コミック」「文芸書」から「実用書」、果ては「専門書」まで実に多岐にわたっていて、そこには投票者ひとりひとりの思いがたくさんつまっています。当然、サービスを提供する側としてはそんな皆さんの思いに応えなくてはいけないのですが、現実はなかなか厳しくて、いまだすべての方の思いに応えきれていないのが実情です。またサービスを継続、発展させていく意味でも、スタッフが面白そうと感じた本は積極的に紹介させていただいているのですが、ここでもやはりユーザーの皆さんを意識した「復刊ドットコム的」基準を元に選定作業を行っています。
すべての皆さんの思いに応えるという大義の下、サイト運営から復刊活動、書籍販売に至るまで、あらゆる場面で登場する「復刊ドットコム的」ですが、いつかはその“的”の壁を突き破って、さらに大きく、高いところまで行けたらな、なんて思ってます。
自分自身の成長のためにも、とりあえず悩み続けていこう。
ぜひこれからも10周年を迎えた復刊ドットコムを(そしてちょっぴり熊野のことも)応援してください!
投稿時刻: 午後 07:30
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