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2010年7月27日 (火)


あなたの声で、あの文庫が蘇る! 「筑摩書房 文庫リクエスト復刊」アンケート募集中!

復刊ドットコムWebマスター、熊野です。

あの筑摩書房が今年、創業70年を迎えるのを記念して、ただいま文庫作品150点を対象に自社のホームページで復刊リクエストを受け付けています。筑摩さんといえば、最近も『山田風太郎明治小説全集』の全巻復刊で反響を呼ぶなど、過去の刊行物をふたたび世に送り出す事に前向きな出版社さんのひとつです。

そんな筑摩さんが、ちくま文庫2,600点、ちくま学芸文庫1,200点の中から選びに選び抜いた150作品を対象に復刊リクエストを募るという事で、Twitterをはじめとするネットを中心にまたまた大きな話題を集めています。今回の復刊企画では、150作品のうちあなたが復刊してほしい作品3点を選んでリクエストすることができ、その中で上位の作品については実際に復刊が実現されるとの事です。

ラインナップを見てみると、例えば『チェーホフ全集』や『ギリシア文化史』から、海外翻訳もの『王の二つの身体』(E・H・カントーロヴィチ)、『空飛ぶ円盤』(C・G・ユング)、さらには“これぞ筑摩”といった『JAMJAM日記』(殿山泰司)、『フーテン(全)』(永島慎二)、『焔に手をかざして』(石垣りん)まで、ジャンルを問わない豊富な作品群が軒を連ねています。そのいずれもが現在は手に入らないのが不思議なぐらいですが、この中から絞り込んで3点を選ぶのは正直ツライ作業ですね。
筑摩さーん、ぜひ全タイトル復刊お願いします!(笑)

ちなみに私は悩みに悩んだ挙げ句、≪超名作!≫『コン・ティキ号探検記』(T・ヘイエルダール)、『あの世の事典』(水木しげる)、『「ガロ」編集長』(長井勝一)にリクエストしてみました。…なぜって? ただ読みたかったからです!(キッパリ)

なお、受け付けは9月15日(水)までですので、復刊リクエストを希望される方はぜひお早めにお願いします。また、復刊ドットコム内にも「筑摩書房 復刊特集ページ」がありますので、選考に漏れてしまった文庫作品や文庫以外の作品のリクエストはぜひこちらへどうぞ!

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筑摩書房創業70周年記念 文庫復刊リクエスト

概要:近年、復刊のご要望が多い150点の中から3冊までをお選びください。
※復刊リクエストにご協力いただいた方の中から、
抽選で100名の方にオリジナル・トートバッグを差し上げます。

締切り:2010年9月15日(水)
※復刊決定書目・刊行時期など今後の詳細は、筑摩書房ホームページ上で随時お知らせする予定です。



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投稿時刻: 午前 10:05
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2010年7月20日 (火)


魚屋、世界を救えるか!? 『勇者カタストロフ!!』堂々復活!

勇者カタストロフ

復刊ドットコムWebマスター、熊野です。

三連休の訪れとともに、一気に梅雨明け&夏本番を迎えた日本列島。
夏休みを利用して旅行や行楽地へお出かけを考えている方も、きっと大勢いらっしゃる事でしょうね!

ただ、正直このうだるような暑さです。。
炎天下の中、外出は辛すぎる…なんて私同様にインドア派を地でいく皆さんにオススメしたい夏の過ごし方があるんです。

それは、ズバリ涼しい部屋での読書!
特に気軽にサクッと読めて至福の感動を味わえるのが魅力の漫画作品から、今回は熊野的に超オススメしたい『勇者カタストロフ!!』をご紹介します。

「月刊少年ガンガン」の増刊をベースに、当時人気だったギャグ・4コマを中心とするオリジナル作品を次々と世に送り出した漫画雑誌「月刊少年ギャグ王」。そんなギャグ王の中でも断トツの人気を誇ったのが『勇者カタストロフ!!』です。著者の牧野博幸先生は『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』で大活躍し、その後もスパロボやゲーム系の4コマアンソロジーを多数手がけていらっしゃるので、その名をご存じの方も多いはず。

勇者カタストロフ!!』の物語は、勇者シャカネアと間違われた“魚屋”ズックが大魔王打倒のために旅立つ、というRPG的展開で幕が上がりますが、そこは出世作「ドラクエ4コマ劇場」のエッセンスを引き継ぎ誕生したギャグ作品という事もあり、いきなりズッコケてしまうような予想外の方向に突き進みます。

勇者カタストロフ 元祖表紙

開始数話にして早くも大魔王を打ち倒し、タナボタ的に勇者の称号を得たズック。でも、このエピローグは新たなプロローグへの扉にしか過ぎなかったのです。当初のギャグ一直線の作風から、運命に導かれた勇者ズックの大冒険を自然環境と絡めて描いた壮大ファンタジー作品へと転換させるストーリーラインも秀逸で、漫画ファンなら誰もが心熱くなる事間違いなし!

もちろん読者をグイグイ引き込む小ネタの利いたギャグのキレには大笑いさせてもらいましたし、細部まで丁寧に描き込まれた牧野先生の画力の高さには思わず息を呑んでしまいました。そして何より登場人物が個性的で味わい深いところが素敵です。普段は商売人ならではのセコサがありながらもいざという時は男気ある姿を見せてくれるズック、まさかの出生魚的変貌をとげた謎の妖精ハチ、ロマンと私欲のために人々を混乱に貶めながらもなぜか憎めない王様、過酷な運命を背負ったハーフエルフの少女リプリィ、ズックに復讐を誓うもいつも失敗するダメダメな元百貨店王ダイ・バザール、と一人ひとりがとても魅力的に描かれています。

ちなみにこの作品、物語とは関係ない部分でマニアックなネタがこれでもかと言わんばかりに仕込まれているんです。例えばサブタイトルですが、ズバリ某ロボットアニメのオマージュです(笑)「魚屋、大地に立つ」「ズック脱走」なんてのは序の口で、「灼熱の商店街リーダー」(なんとア○ザムリーダー!)、「復活のダイ・バザール」(元ネタはもちろん赤いあの方)などなど、ファンなら思わずニヤリとしちゃいますよね。ただ、個人的に、第17話の“アイロン・ギア”“シャローン・ホーラ”“ファットマン”のザブングルネタ応酬は反則だろーと(笑)カラオケで必ず「疾風のように~」を熱唱する熊野への挑戦だと思いましたよ。(…牧野先生ゴメンナサイ)

ジロン・アモスは男の子っ!(爆) ってなわけで、ドラクエファンも往年のロボットアニメファンも大満足の『勇者カタストロフ!!』は、熊野的に超オススメの漫画なのでした。

勇者カタストロフ 記念全集

(おまけ)ちなみに表紙カバーを外すと裏側には別バージョン「記念全集」イラストが描かれたWジャケット仕様になっています。この辺のマニア心をくすぐるニクイ演出にも大感動です!

投稿時刻: 午後 02:50
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2010年7月13日 (火)


アリエッティ、コロボックル、ノホホン人…小人さん大集合 in 2010夏

復刊ドットコムWebマスター、熊野です。

明日のメルマガでもトピックに上げているんですが、いよいよ今週末よりスタジオジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』の劇場公開がスタートします! メアリー・ノートンの名児童文学『床下の小人たち』を基に作られた本作は、宮崎駿さんをはじめとするスタジオジブリの蒼々たるクリエーターが集結して制作された作品という事もあり、映画公開を前に早くも大きな話題を集めています。声優初挑戦の志田未来さん演じる主人公・小人のアリエッティと、神木隆之介さん演じる少年・翔との交流がメインテーマになりそうですが、一体どういった形でそれが描かれるのか非常に気になるところです。

そして、そんな盛り上がりを見越したのかどうかはさておき、アリエッティ公開に歩を合わせるように、現在、復刊ドットコムでは、小人をテーマにした作品が密かなにぎわいをみせているんですよ。

まずひとつめは、先週のメルマガで大特集した『佐藤さとるファンタジー全集』。もはや説明不要かもしれませんが、実に442票もの復刊リクエスト投票を集めて復刊が実現した本全集には、佐藤さとるさんの代表作“コロボックル物語シリーズ”を筆頭に50年にもわたり愛され続ける名作童話をたっぷり収録しています。小さい頃、何気なく読んでいた“コロボックル”にまた会えるという事で刊行が待ちきれない方も多いのではないでしょうか。(もちろん熊野もそのひとり!)

そしてもうひとつは、明日から連載がはじまる大海赫先生の未公開童話最新作『オーバコが原のノホホン人たち』です。この作品に出てくる“ノホホン人”もまた、アリエッティやコロボックルに負けないぐらいのミニサイズの小人たちだそうですよ。実はどんなお話になるのか熊野もまだまったく知らされていないのですが、だからこそアレコレと想像する時間が楽しくて仕方ありません。

考えてみれば「白雪姫」や「ガリバー旅行記」、日本でも「一寸法師」など、小人をモチーフにした物語は世界中にあふれるほど存在しています。なぜだろう…きっと小人は、人に近い容姿を持つ妖精として、“創造主”である私たちが心を許した存在だからこそ、万国共通で愛されるんでしょうか。そういえば復刊ドットコムの中にも大の小人好きを公言するスタッフがいました(笑)小人好きさんにはたまらないスペシャルな夏をぜひご満喫下さい!

■『佐藤さとるファンタジー全集 全16巻』

佐藤さとるの名作童話を全巻まとめてどうぞ!

■『借りぐらしのアリエッティ』

“映画の設計図”絵コンテを完全収録!

投稿時刻: 午後 11:50
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2010年7月 6日 (火)


また会えた!『藤子・F・不二雄大全集』第2期登場

藤子・F・不二雄大全集第2期 全33巻

復刊ドットコムWebマスター、熊野です。

大ヒット作「オバケのQ太郎」(藤子不二雄(A)先生との共作)や、国民的アイドル「ドラえもん」、さらには「パーマン」「エスパー魔美」「キテレツ大百科」etc、誰もが一度は目にしたであろうおなじみの藤子・F・不二雄先生の人気キャラたちが一堂に会した『藤子・F・不二雄大全集』も、先月の第12回配本をもって第1期が無事完結しました! 丸1年をかけて刊行されたこの第1期では、パーマン(全8巻)、エスパー魔美(全5巻)が完結するとともに、「ジャングル黒べえ」「バケルくん」といったキラーコンテンツも軒を連ねるなんとも贅沢なラインナップでした。

そして、1期終了とほぼ同じタイミングで発表された第2期も豪華です。前期から引き続いての刊行となるオバQ&ドラえもん以外にも、新登場の「21エモン」「チンプイ」というビッグタイトル、復刊要望の高かった名作「仙べえ」「Uボー」、幻の初期傑作「てぶくろてっちゃん」などなど、かなり熱い内容となっております!

全巻読みたいのはもちろんですが、個人的には21エモン&チンプイが楽しみだったりしますね。ドラえもん以外の藤子Fアニメをリアルタイムで体感できたギリギリの世代としては、幼いころ食い入るように見ていたこの2作品には特別な思い入れがあるとともに、この機会に原作とアニメの違いをチェックしてみたい気持ちが強いです。あー、8月が待ち遠しい。

ちなみに第1期の名作たちは、タイトル別で購入できるように特集ページを開設してみました。まだ全集未読の方、特定のタイトルだけ読んで見たいという方はぜひどうぞ。大人のプチ贅沢にコミック一気読みは断然オススメですよ~!

ドラえもん&大長編ドラえもんオバケのQ太郎
F全集の本命といえばドラえもん!約20年ぶりに復刊実現オバケのQ太郎!

パーマンエスパー魔美
ココロつたえる合言葉、パーマン!テレポーテーション~エスパー魔美!

投稿時刻: 午前 12:15
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