2010年4月 6日 (火)


自分の石を探す旅に出かけませんか? ~すべてのひとに石がひつよう~

復刊ドットコムWebマスター、熊野です。

いよいよ麗らかな春の訪れを実感する4月ですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。昔から「春眠暁を覚えず」なんて事もいいますが、本当にこの陽気は心地良い眠気を誘います。。(特に午後イチ…)

と同時に、春は誰にとっても新しいスタートとなる大切な季節です。
復刊ドットコムも新体制2年目を迎え、スタッフ一同気持ち新たにますます復刊活動にまい進していきたいと意気込んでいます。今日は、そんな素敵な季節にピッタリの話題をご紹介です!

すべてのひとに石がひつよう復刊ドットコムで146票のリクエスト投票を集めていた『すべてのひとに石がひつよう』の復刊が決定しました! この本は、バード・ベイラー、ピーター・パーナルのコンビにより1974年にアメリカで刊行されました。日本では1994年に北山耕平さんの訳で河出書房新社から出版されましたが、その後、絶版。しかし、昨今のパワーストーンやスピリチュアルブームなどの影響で、名著といわれるこの本への復刊要望も高まっていました。

自分にぴったりの石とめぐり合うための方法を、「10のルール」という切り口からわかりやすく解説している点が特徴的ですが、“石”に興味を持つ事で自分自身と向き合い、あらためて生きる意味を考え直すきっかけにしてほしいという作者のメッセージが随所に込められていて、むしろその点が名著と呼ばれる所以なのかなと思います。この本の復刊がたくさんの人の思いに育まれて実現したことからも、やっぱり人は誰かとの繋がりの中で生かされているのだと強く感じました。

世界のどこかであなたの訪れを待っているまだ見ぬ“相棒”を探しに、あなたも石探しの旅に出かけませんか? もし旅に出るときは絶好のガイドブック『すべてのひとに石がひつよう』をお忘れなく!

投稿時刻: 午後 03:29
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2010年1月13日 (水)


これは読んどけ! オススメの名著復刊《その5》

復刊ドットコムWebマスター、熊野です。

忘れた頃にやってくる(?)「オススメの名著復刊」が、またまた帰ってきました! 年末年始も休むことなくぞくぞく届いていた復刊決定のお知らせ。そんな復刊タイトルの中でも、この復刊ドットコムblogではWebマスター熊野による独断と偏見によって選ばれた3タイトルを、毎回「オススメの名著復刊」として紹介しています。

今回は、世界的絵本『かいじゅうたちのいるところ』の実写版公開を目前に控えるタイミングで復刊が決まった、モーリス・センダックの偉業をまとめた『センダックの世界』など、個性豊かな作品を取り上げます!

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■『センダックの世界』(最終得票数 6 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=38994&tr=b

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20世紀最大の絵本作家として知られるモーリス・センダックが手がけたあらゆる仕事を網羅し、多彩なイラストと写真をもって詳細に解説した、ただひとつの「絵伝記」、それが『センダックの世界』です。代表作『かいじゅうたちのいるところ』は、全世界で2,000万人に読まれた大ベストセラーということもあり、復刊決定後の反響も極めて大きく、彼の偉業、そしてこの本の価値をあらためてうかがい知ることができます。

『センダックの世界、大好きです。今にも動きだしそうな人物、かいじゅうなどなど…すごく、引き込まれてしまいます。是非復刊して欲しいです』(リクエストコメントより)

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■『ベスト&ブライテスト 全3巻』(最終得票数 18 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=39428&tr=b

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歴史は無情にも繰り返す……。そんな事を感じずにはいられないのが本書『ベスト&ブライテスト』です。昨今のアフガン、イラク問題の原点をたどると必ず行き当たるであろう歴史的大惨事、ベトナム戦争。アメリカのみならず世界中のシンクタンクともいえるエリート集団が、なぜこのような大罪を犯し、非道な残虐行為を放置していたのか。ベトナム戦争の真実から、いつの世も繰り返される醜い政争と人の傲慢さを白日の下に曝した、これぞジャーナリズムの真骨頂といえる名作です。

『イラク戦争、アフガン戦争の泥沼化。アメリカ合衆国の前政権は、ベトナム戦争当時の指導者と同じ轍を踏み、歴史は繰り返す。改めて、冷静な目で、当時のいきさつを眺めてみたい』(リクエストコメントより)

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■『科学的管理法』(最終得票数 9 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=18394&tr=b

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現代の経営学の下地となった、フレデリック・テイラーのマネジメント管理法。別名「テイラー・システム」とも呼ばれるこの論法は、雇用主と労働者の間で互いに利益を享受できるよう科学的な根拠の下に考え出された画期的なシステムでした。現代では古典の域に達した本書ですが、経営学をひも解くと必ず通るべき道として、世代を越えて読み継がれる名著の中の名著です。

『経営学書の古典であり、ドラッガー氏の著作の中でヘンリー・フォード以上に産業界に貢献した人と賞賛されていたので』(リクエストコメントより)

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このコーナーで何より熊野が気にかけているのは、ユーザーの皆さんからのコメントの「熱さ」です。熱いコメントがたくさん集まった作品が復刊されると票数に関わらず喜びもひとしおなんですが、特に復刊ドットコムをやっていると、専門書へのニーズの高さをひしひしと感じる機会が多く、出版不況や読書離れもどこ吹く風といった感じですね。こういった流れをもう少し全体に波及していきたいと思うのですが、より業界全体で一致団結して本の良さを伝えていける環境作りをしていかないと難しいかもしれません。でも頑張ってる人はたくさんいるんです。また別の機会にでも、出版業界の未来を真剣に考えている人たちのお話をさせてください。

投稿時刻: 午後 06:24
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2009年12月 7日 (月)


これは読んどけ! オススメの名著復刊《その4》

復刊ドットコムWebマスター、熊野です。

今日は『ビビを見た!』や『ドコカの国にようこそ!』などの著書で知られる大海赫先生にお会いする機会がありました。児童書界きっての大御所、大海先生を前にガチガチ状態だった熊野ですが、こんなひよっ子にも気さくに声を掛けていただいた大海先生はやっぱり器量のある素敵な方だなと実感しましたよ。

そんな大海先生が手がけられた作品たちのように、世代を越えて読み継がれて欲しいと願う復刊本が今週も満載です。4回目を数える今回も、熊野セレクトによる名著3作品をまとめてご紹介します。

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■『フォークの歯はなぜ四本になったか』(最終得票数 32 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=41395&tr=b

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フォークの歯が二本から四本になったいきさつをはじめ、私たちの身の回りにある実用品の数々がどうしていまのような形になったのかを機能的、デザイン的な観点から解き明かした1冊です。デザインに携わる方が口を揃えて名著だと評価する本書は、一からデザイン工学を学びたいという方や、目からウロコが落ちるようなオモシロ雑学を知りたいなんて方に読んでいただきたいと思います。

『物の見方についての名著と聞き、デザイナーとして大変興味深いので読んでみたいです』(リクエストコメントより)

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■『バナッハ・タルスキーのパラドックス』(最終得票数 6 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=46236&tr=b

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「1つの球を適当に分割して、うまく組み替える事で元の球と同じ2つの球を作る事ができる」一見なんとも摩訶不思議なお話ですが、そんな定理を真剣に唱えた数学者がいます。それがバナッハ・タルスキーです。あまりに奇妙な定理のため、一般にはパラドックスと捉えられがちですが、実は「選択公理」「無限」「存在証明」など、数学の本質を鋭くえぐる革新的な定理なのです。「バナッハ・タルスキーの定理」を詳細に解説した本書を読むことで、この定理の奥深さをうかがい知ることができるに違いありません。

『20世紀の数学を飾る、奇妙な「バナッハ・タルスキーの定理」をきちんと解説した類書は他にありません』(リクエストコメントより)

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■『どんぐりと山猫』(最終得票数 1 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=44474&tr=b

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宮沢賢治の童話世界を佐藤国男さんの美しい版画で再現した素敵な版画絵本です。元々は1924年に短編集『注文の多い料理店』に併載された作品でしたが、80年以上の時を経てもまったく色あせる事のない魅力はさすがだなと感じます。お子さまの読み聞かせにも最適な良質な児童文学です。

『函館在住で大工をされている佐藤国男さんが、木とお話をしながら心を込めて作られた作品です。(中略)色んな絵本が出ていますが、イチオシです。「どんぐりと山猫」の世界を温かく表現していると思います』(リクエストコメントより)

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先日復刊が決まった『Java並行処理プログラミング』の復刊ドットコム初回確保分が、まもなく完売しそうな勢いです。やっぱり話題の本だけあって何もかもが異例尽くしでしたが、それもようやくひと段落といった感じですかね。あとは無事、皆さんのお手元に届いてくれればとそう願うのみです。


投稿時刻: 午後 06:50
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2009年11月30日 (月)


これは読んどけ! オススメの名著復刊《その3》

復刊ドットコムWebマスター、熊野です。

今日で11月も終わり、明日からは12月。いよいよ本格的な忘年会シーズンに突入ですね。どの業界でもそうだと思うんですが、仕事納めが近づきつつあるいまぐらいの季節は最後の追い込みといった感じで、若干ハードながら密度の濃い時間を過ごされているのではないでしょうか。

出版業界も12月は毎年大型商品のリリースラッシュです。そんな中、今年の復刊ドットコムは、すでにブログでご紹介している『ウルトラマン超闘士激伝 1巻』、そして満を持して登場の未邦訳絵本の大作『ふたごのかいぞく』という2作品を送り出します。どちらも1人でも多くの方に読んでいただきたいと思える素敵な作品なので、どのぐらいの反響をいただけるのかいまからとても楽しみです。

そして大型商品以外にも、少しでも皆さんの目に触れていただいて、じっくりと時間をかけて読んでいただきたいと思う良書は数多くあります。そんな思いを込めてはじめた新コーナー「これは読んどけ! オススメの名著復刊」。3回目となる今回も、熊野が個人的な思いだけで選んだ3タイトルをご紹介します。ぜひご覧ください!

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■『中国古代の生活史』(最終得票数 14 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=35749&tr=b

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リクエストコメントにもありますが、この本は中国古代の人々の暮らしを間近に体験できる図版と資料が満載の1冊です。特に三国志ファンの女性からの復刊要望が多く、時代小説や歴史文献を読み解く際の副読書としても最適だと思います。

『類書がなく、中国古代の生活一般を知る図版も多く見ても楽しい本だから』(リクエストコメントより)

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■『蝸牛考』(最終得票数 7 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=19481&tr=b

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「蝸牛」とは「かたつむり」を表す方言です。京都を中心に同心円状に方言が広まる様は非常に興味深く、「かたつむり」から日本語の成り立ちや日本人の文化をうかがい知ることができる1冊です。

『あまりにも身近な「かたつむり」から、「日本人」を見るというユニークな発想に、惹かれて』(リクエストコメントより)

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■『チベット密教の真理 新装版 その象徴体系の研究』
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68313115&tr=b

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初版刊行1991年、原書となると60年代までさかのぼる、歴史ある名著です。欧米を中心に一時期多くの若者が陶酔した「理想郷・シャンバラ」を広めるきっかけになったともいわれていて、シャンバラに興味津々の熊野は復刊したらぜひ読んでみたいと思っています。

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社内ではまた風邪が大流行してます。皆さんも風邪など引かないように栄養をたっぷりとって、ゆっくりお休みください。

投稿時刻: 午後 07:42
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2009年11月19日 (木)


これは読んどけ! オススメの名著復刊《その2》

復刊ドットコムWebマスター、熊野です。

先週からはじまった新コーナー「これは読んどけ! オススメの名著復刊」。
第2回となる今回も、またもやマニアックな3タイトルをセルフチョイスし、皆さんをディープな本の世界にお連れします!

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■『初めての人のためのLISP 増補改訂版』(最終得票数 48 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=35703&tr=b

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数あるプログラミング言語の中でも多くのエンジニアが用いる言語として知られる「LISP」。そのLispプログラミングを覚えるのに最適だといわれているのが、本書です。ユニークな語り口ながら押さえるべきポイントはしっかりと押さえた、これぞ専門書の理想像ともいえる入門解説書ですよ。

『Lispプログラムというよりも、その根底の考えが、著者特有の言い回しで記述されている。若い人に、教える立場になり、是非参考にしていただきたく思います』(リクエストコメントより)

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■『新版 所有権法の理論』(最終得票数 23 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=9847&tr=b

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社会全体の仕組みや個人同士でのやり取りを注意深く読み解く事で、「所有権」のもつ意味や市民革命以降の「近代市民法」の構造を解き明かそうという画期的な名著です。この新版は、特に著者の川島武宜先生思い入れが色濃く反映されていて、民法を学ぶ上では欠かせない1冊とされています。

『民法の研究・学習を進めていくと、必ずといっていいほど、「債権の優越的地位」と「所有権法の理論」を参照する必要に迫られる。これらは日本の民法学の礎であり、ひいては日本の資本主義社会を考察するためになくてはならない書物としての意義を持つ』(リクエストコメントより)

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■『新装改訂版 メカニック・ファンタジー 小松崎茂の世界 (仮)』
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=20217&tr=b

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絶版となって久しい『メカニック・ファンタジー』を定本に、ジュブナイルSFの研究などで知られる大橋博之さんが再編集作業を行いました。「予約出版」という性質上、まだ正式な刊行決定リリースはありませんが、どうやら前向きにお話が進んでいるようで、期待しちゃってもいいかもしれないですね。SFアートを語る上では外せない小松崎茂さんのアートをじっくりみられるなんて、なんとも贅沢な作品です。

『松本零士をして「小松崎茂が描くのなら、それは絶対本物だ!」とまで言わしめた小松崎茂。奔放な想像力、卓越した先見性、そして精緻な筆致で描かれた珠玉の画集です』(リクエストコメントより)

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前回もお話したように個人的にはこういったアプローチが大好きなんですよね。確かに売れる本も大事だけど、それ以外の良書にも目を向ける時代って実はすでに到来してるのかもって今回の3タイトルをみて感じました。

ブログをご覧になっている皆さん的にはどうなのかはわかりませんが、本人がやってて楽しいのでぜひ続けさせてください!

投稿時刻: 午後 08:20
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2009年11月12日 (木)


これは読んどけ! オススメの名著復刊《その1》

復刊ドットコムWebマスター、熊野です。

いままで若干の偏りがありつつも、さまざまなアプローチを試みながら復刊本はじめ多様な本を紹介してきたつもりですが、今回からはよりディープな世界に皆さんをお連れしようと新コーナーを立ち上げてみました。その名も「これは読んどけ! オススメの名著復刊」!! 個人的に大好きな奇書なんかとはまた一線を画する、本当に良い本・後世に残したい本をセレクトして、週1回ぐらいのペースでご紹介しようかなと思ってます。選定基準は特にありませんが、復刊本であればグっときた名コメント付き(二代目ライター・元副編集長Bさん風味♪)でおおくりする予定です。


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■『精神医学の基本問題』(最終得票数 30 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=2319&tr=b

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初版刊行が1972年という由緒ある精神医学書です。近代以降の精神医学の発展を、実際の研究者たちの実績を交えて紹介しています。精神科のお医者さんに特にオススメです。

『現代の精神医学が操作的な診断基準と病因の生物学的探求に偏りすぎているような気がします。精神医学の本質的な理解は古典的な書物にもよるところ大です』(リクエストコメントより)

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■『本瓦葺の技術 復刻版』(最終得票数 12 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=2733&tr=b

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こちらも1974年刊行の歴史ある1冊。現代に失われつつある、社寺建築の本瓦葺の葺き方について、瓦葺の名人が自らの言葉で詳細に技術を伝えてくれる名著です。

『本瓦葺の伝統的技術を正確に受け継ぐ職人が減る中、その技を今後も絶やさず伝承するために、また設計者の正しい知識のために、あまり他に出版物も少ないジャンルの中で技術の指針となるぜひ復刊させてほしい本だから』(リクエストコメントより)

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■『魚醤とナレズシの研究』(最終得票数 1 票)
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=37368&tr=b

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塩辛・魚醤・ナレズシなど、発酵食品をきっかけにアジアの食文化を探っちゃおうという、意欲的な1冊です!

『本書はこの分野の古典的名著でありながら、入手がきわめて困難です。東~東南アジアの文化への関心が高まっており、日本との文化交流も盛んになってきている今日、本書が復刊されることは多くの読者にとってきわめて有意義であり、数多くの読者を集めるものと予想されます』(リクエストコメントより)


さっそく今回3タイトルを挙げてみました。どれも甲乙つけ難い、渋い専門書ぞろいではないですか。どうしても大型復刊ばかりに注目が集まってしまいますが、熊野個人としてはこういった作品にこそ目を向けるべきだし、積極的に紹介すべきだと常々考えていました。玄人好みのコーナーになっちゃうかもしれませんが、今後ともぜひよろしくお願いしますね!

投稿時刻: 午後 04:20
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